「夫に父親の自覚が全く感じられない…」
「いつになったらパパモードのスイッチが入るの?」
そんな風にモヤモヤしているママさん、多いのではないでしょうか。
男性に父親としての自覚が芽生えるタイミングは人それぞれですが、一般的には母親よりも遅いタイミングであることがほとんどです。
女性は身体の不調で産前から母親と自覚せざるを得ないのに、男性は強制的に心が変わるイベントが産前にほ無いのも、なんだかもどかしいですよね。

ちなみに私の夫は、実の親が病気になった時に「この子の親としてしっかりしないと」と父親の実感が湧いたそうです。産後半年以上経ってからのことでした。何がきっかけになるかは本当にわからないものです。

今回は、産後しばらく父親としての自覚が無かった夫と向き合い方、そして父親として動かすきっかけにおすすめの書籍を3冊ご紹介します。

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父親の自覚がない夫と向き合うために必要だった2つの気づき

正直、いつまでも「父親としての自覚が無い…」と言う夫にやきもきした気持ちを抱くことが無かったわけではありません。
ただ、自覚が湧かないものを無理に湧かせるのも難しいだろうし…。

そこでまず私が考えたのが、私自身が夫に「自覚がない=頼りない」というイメージを持たないこと。

気づき①:自覚がなくてもやることはやれる

頼りないと思ってしまう理由として、母親ほどの繊細な気遣いを期待できないから、という人も多いのではないでしょうか。
でも、自ら気づき動くことは難しくとも、「これをしてほしい」と具体的に言えばやってくれる男性が大半のはずです。
もちろん、「言ってもどこか抜けがあって…」と細かな抜け漏れを嘆きたくなる人もいるでしょう。その場合は、少なくとも「猫の手を借りる」よりかは現実的な対応策だと考えてみてはどうでしょうか。
それに、男性も何度もやっていればいずれ覚えてきます。最初は頼りなくても、しばらくしたらとても頼りがいのある相棒的存在になりますよ。

〈上手に指示を出すコツ〉

〇イライラしながら言わない
相手へのイライラはいずれ自分に返ってきます、絶対に。どう頑張ってもイライラした口調になりそうなときは、もう何も言わず自分でやります。で、イライラが収まったタイミング(相手が何かしてくれたときとかお笑い番組見てるときとか)に「こういう時はこれもやってほしいなー」と何度も言って刷り込みます(笑)

〇細かいところは相手のやり方に任せる
最低限こうしてほしいということ以外は相手のやりたいようにやらせてみましょう。もちろん上手く行かないことが大半だけど、自分で失敗してみたほうが理解が早いです。

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気づき②:実は「夫に自覚が無い」くらいがラクである

「わざわざ教えるのが面倒くさい、最初から自ら動いてほしい」と思うかもしれませんが、実は「気づく人」との育児の方が対立が起きやすい可能性があります。

これは、実母や義母を想像するとわかりやすいです。
彼女たちは同じ女性なので、家事や育児に対して繊細な気づきを発揮しますが、一方で同じ屋根の下にずっといると、そのうちアドバイスと言う名のお小言が出てくることは、想像に難くないはずです。

どんなに気が合う人でも、他人同士であれば、どこかで互いに違う意見になります。
ミルクの作り方や離乳食のあげ方、寝かしつけのルーティンなど、細かな日々の育児においては、夫に強い主張がないくらいの方が、こちらが指示さえ出せば「そういうものなのね」とそのまま動いてくれます。

こけし

個人的には、実母に手伝ってもらうより、夫と一緒にやる方が、精神的には圧倒的にラク


自覚が無くても「父親の役割」を果たしてもらうことは必要

とはいえ、全然動いてくれなくてすべて妻任せ、という夫はさすがに困ります。
細かな気遣いはなくてもいいとしても、大事な場面で「父親としての役割」はしっかり果たしてほしいですよね。

私は夫に、最低でも以下の2つの役割はきちんと求めようと決めました。
育児の細かなところは、多少粗があっても目をつむって、”お小言”は言わないようにしていましたが、この2点についてだけは産前から強く主張していました
そのことで夫側も「自覚云々以前にここに関してはきちんとしなきゃいけない」というメリハリがついたのかなと思います。

大きな決断は夫婦共にすること

産院選びや保育園・幼稚園選びなど、親としての責任が伴う大きな決断の時に「どこでもいいんじゃない?(鼻ほじ)」という態度は困ります。
見学などの段取りは、まあこちらがやってもいいとして、見学系は必ず同行させ、他にも育児についての話し合いの時間はカレンダーに予定として入れるようにしていました。そのように積極的に巻き込んだ結果、こちらが何も言わなくても大事な予定は一緒に行動できるよう、動いてくれるようになりました。

育休など「仕事の調整」をすること

最初は夫も育休の取得をかなり難しいものと考えていたくらい、職場への交渉には少し臆していました。
しかしそうなると、共働きなのに女性だけが職場と調整する、ということになります。ここは必ず将来どこかで夫婦間の確執を生みます。
必要な有給の取り方や、父親側の育休取得などについて、まずは自分たちで職場の福利厚生を調べてみて、どう職場に持ちかけるかも含めて、一緒に話し合いました。
例えば私の夫の職場の場合は、ネットで「会社名 男性育休取得」と調べてみたら、過去育休を取った男性社員へのインタビュー記事が出ていたり、福利厚生のところに(外部への求人アピールで)普通に書いてあったりしました。そういうものを見せて、「会社としても最近は育休取得に積極的らしいよ」と情報を入れたりとかしたら、ダメ元で掛け合ってくれました。そしたら、普通に「いいですよ」と言ってもらえ、その部署で初めての男性育休取得者になりました。

この件がきっかけで、夫も子どもの予定で有休をとったりすることに躊躇が無くなるなど、親として”互いに”職場に交渉できるようになったのかなと思います。

・ネットでよく「育休取得を申し入れたら社内評価が下がるから無理」という話を聞きますが、私の夫はむしろ子どもが産まれてからもちゃんと昇給しています。この辺りは、休むぶん勤務時間にどう働くか、会社ときちんとコミュニケーションはとれているか、という問題だと思っています。
・夫の場合は、育休を取ってからの方が、仕事で自分の意見を主張したり、自分の存在をアピールしたりしやすくなったから、育休は社内のキャリアにおいては結果的にプラスだったと言っていました。

父親の自覚が無い旦那に読ませたい!男性目線のおすすめ育児本3選

「父親としての役割」を少しでも考えてもらうために旦那様に育児本を渡すのも一つの手です。
本を選ぶときに私が気を付けたのが、著者が男性で、「女性は大変だから共感して寄り添え!」というプレッシャーが強すぎない本を渡すことです。
男性は脳の仕組み的に共感力が低めなので、「経験していない痛みを想像してフォローしろ」と言われてもピンと来ない人が多いのです。

男性でも納得しやすいおすすめの育児書を3冊ご紹介します。

おすすめ①:父親として何をすべきかの本質的理解を求めている旦那様へ『父親ができる最高の子育て』

〈おすすめポイント〉
・男性が手に取りやすい表紙。
・第一章「父親がすべきだった一つのこと」で、妻と良い関係を保つが結果的に子どもにいい影響を与える理由について論理的に解説しており、第二章「父親の役割とは何か?」で、母親の姿(繊細な育児や完璧な家事)を目指すのではなく、父親として母親とは違う役割に徹するにはどうすればいいかが書かれています。
・家事・育児を100%できるようになるということではなく、「妻を笑顔にすること」を第一義的な仕事にしなさい、という文脈が、夫に共感を得ていました。
・私たち夫婦が「子どものためにも私たちが仲良くすることは大切にしよう」という意識をすり合わせたきっかけの一つにもなったと思います。

おすすめ②:ハウトゥー系や合理的選択が好きな旦那様へ『パパもママも必読!子育てがラクになるノウハウを集めた育児ハック』

〈おすすめポイント〉
ガジェット・ハウトゥー系が好きな友人男性に深く刺さった本。この本を読んでから「環境整備なら自分でもできる」と積極的な気持ちになれたとか。
・「女性の気持ちに寄り添って」というようなアプローチではなく、「哺乳瓶は複数買って夜にまとめて食洗機で洗う」「家事代行は産前にいくつか試して比較しておく」といった、具体的で合理的なライフハックが載っています。

おすすめ③:感情を揺さぶるストーリーが好きな旦那様へ『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』

〈おすすめポイント〉
「活字を読むのは苦手…」という男性には、こちらのコミックエッセイがおすすめ。
育児は分担ではなく「共有」であるなど、育児や育休をどうとらえるのかについて、男性ならではの目線で描かれています。
・身の回りに育休を取った男性がいなかったので、実際どんな感じなのか、夫婦で勉強になりました。

まとめ

夫との育児への温度感の違いに、つい苛立ってしまう気持ちもわかります。
でも、自ら気づくのが苦手なだけで、愛する妻のためなら力になりたいと、世の大半の男性が思っているはずです。
それに、実は夫が細かなことに気づかないおかげで、マイペースに育児を進められている部分もあったりするかもしれません。

大切なのは、自覚を持たせようと感情に訴えかけるよりも、どこで父親としての役割を担ってほしいか、冷静に考え、「ここではあなたを頼りたい」と話し合うことです。
そのきっかけとして、ぜひ育児本を活用してみてください。女性が読んでも面白い書籍なので、夫婦ともに同じ本を読むことで、お互いの意見を合わせるきっかけになりますよ。

この記事が、ご夫婦で育児を楽しめるヒントになれば幸いです。

ここまで読んでくださりありがとうございます(^^♪

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