思考力

不幸を体験したその後の立ち振る舞いがあなたの幸福度を決める

こんにちは、こけしです。

喪女(彼氏いない歴=年齢)になる経緯は人によって様々かと思いますが、

中には過去の恋愛における失敗や何らかのトラウマを引きずって

私ってこういうところあるから

と言い続けている人もいるのではないでしょうか。

今回はそんな悩みを引きずりがちな人、

もしくは失敗する前に失敗が怖くて動けない人、

もしくはこれから行動を起こそうと思っている人へ、

失敗や不幸を体験した後の立ち振る舞いについて書いていきます。

これは人生におけるその後の幸福度が変わるくらい大事なことなので、

是非我がごとのように思いながら読んでほしいです。

この記事を読むメリット

・失敗や不幸を恐れなくなる

・失敗や不幸に遭った後に逆に幸せになれる

・他人に不幸の押し付けをせずに済む

不幸を体験したその後の立ち振る舞いで損をしている人を救いたい

恋愛や人間関係でトラブルに遭った後、

私って昔こんなことがあって…それからこうなって…

と、その不幸をずっと引きずり、人に会っては自己紹介代わりに不幸話をしていないでしょうか。

その立ち振る舞い、対人関係、特に恋愛においてはめちゃくちゃ損してます。

①私にはこんな不幸があった←他人にとってはどうでもいいこと

不幸があり、自分だけでは抱えきれないときに、他人に相談したり、愚痴を聞いてもらうことはときに必要なことです。

ただ、聞いてる側的には、それが親友や大切な人ならばまだしも、友達レベルでも他人の愚痴はめっちゃどうでもいいです。

それが出会ってまもない人なら猶更だし、自己紹介代わりに話されても「お、おう…」としかなりません。

その人が何かをできない、前に進めないことに何らか理由があるとしても、

その理由の部分は本当どうでもいい。

他人からしたら「で?できるの?できないの?」それだけ。

理由がどうであれ、”できない”は”できない”としかとらえられません。

…と、ここまで少し厳しめのことを書きましたが、じゃあ私が完璧にそれを理解しマスターして、他人に愚痴は一切言わないようにしているかというと、そういうわけではありません。

人は少し油断するとすぐにマイナスなゾーンに陥りがちなのです。

そして、すぐに

ねえこういうことがあってさ…

と他人を巻き込み、自分ができない理由に使いたがる。

これを一切無くすって、正直無理だと思います。

だからこそ、

私にはこんな不幸があった←他人にとってはどうでもいいこと

と平常時に強く頭に叩き込んでおく必要があるのです。

愚痴を言えば、そのときその瞬間は楽になりますが、その後もしばらくその嫌なことに頭が支配されます。

少し辛くてもぐっと我慢し、「見ざる聞かざる言わざる」の精神で乗り過ごすのが、実はいちばんその後に響かないんですよね。

②不幸があったときに「それでも頑張る」ひたむきな人ほど魅力的に思われる

私にはこんな不幸があった←他人にとってはどうでもいいこと

を頭に叩き込む最大の理由としては、それがその不幸や愚痴を話した相手に対してのマイナスアピールにしかならないケースがほとんどだからです。

もちろん人は誰しも不幸な目に遭いたくないものですが、

不幸な目にあってもひたむきに頑張る

この姿を見せるのが、実は他人にとってはグンッと好感度が上がるタイミングなんですよね。

特に恋愛においては、このアピールはとても効果を発揮します。

幸福感のある女性はモテるイメージがあると思いますが、この”幸福感のある女性“というのは、

「誰がこの状況にいてもそりゃ幸福だよ」

みたいな状況の時にドヤ顔でギラギラしている人のことを指すのではなく、

こんな状況でもむしろ笑顔で楽しめるなんて…この子すごいな

となる人のことです。

実際、結婚も見据えると、二人で生きていくにあたって大変なことは色々あります。

そういう大変なことにぶつかったときに、

・ニコニコ笑いながらやりすごせる人か

・常に不幸そうな顔をして愚痴を言い続ける人か

どちらと一緒にいたいかと言われればそりゃ前者でしょう。

だからこそ、不幸があったときに、

でも私頑張る…大丈夫、なんとかなる…

と愚痴で終わらない姿勢を見せるというのは、恋愛においてはアピールになるし、

こういう子ほど男性の”庇護欲”というやつが芽生えるのです。

美しくも影のある女になれ、不幸の後の立ち振る舞い方について

生まれつきポジティブ100%女であれば不幸を引きずらないことにそこまで苦慮しないでしょうが、

残念ながらほとんどの女性はそういうわけにはいかないでしょう。

ただ、私はポジティブであればそれでいいとも思いません。

目指すは「美しくも影のある女」である!

①他人に押し付けなければ、無理にポジティブになる必要無し

不幸にあったときに、

大丈夫!こういうときはポジティブパワーで乗り切る!考え方の問題だよ!

とめっちゃポジティブ発言をする人を目指せ、というわけではありません。

もし本当はとても辛くてポジティブになんてなれないのにこれを言っているのは、無理している人か意識高い系の人にしか見えないからです。

それに、素でこういう考えの人じゃない人がこういうこと言っていても、「なんか胡散臭いな」ってすぐバレます。

昨日までネガティブだった人がいきなりポジティブ人間になったり、思考法を完全にマスターしたりすることは無理です。

上記で書いたとおり、大切なのは自分をポジティブにすることより、他人への愚痴の押し付けを減らすように心がけることです。

②終わりよければ全て良し、言葉の締めだけでも前向きに

言わないほうがいいとわかってるのに愚痴が止まらない!

ということも時にはあると思います。

言わないと逆にストレスになるような状況だってあるかもしれません。

そういうときには、一通り言って多少冷静になったタイミングで、

でもこういう風に考えればこういう良いところもあるか

と前向きなことを言う。

これはよく電話のクレーム対応で使ったりする手法で、相手から言われたことに最初は毅然とした態度で正論を言いつつ、少し間が空いたりしたタイミングで、

正直私もあなたのお気持ちはわかります

と優しく寄り添う、というもの。

電話の内容については毅然と断られたても、終わりが優しいと終わりのほうの印象のほうが残っているので、

断られたけど、なんか悪い気がしなかったな

となるんですね。

これは電話のみならず現実世界の会話でも活用できます。

私自身、たまにネガティブな感情が制御できず、つい愚痴ってしまうことがあるのですが、大抵最後に

「でも○○さんの言い分も分かるんだけどね」

「でもなんとかしちゃうんだけどね」

等リカバリーするようにしています。

よく「でも・だって」は言わないほうがいいと言いますが、こういうときはめっちゃ有効活用できます。

こういう前向きな発言で最後を締めると、

自分の気持ち的にも愚痴を一旦落ち着かせることができるし、

聞かせてしまった相手の気持ちも上向きに戻すことができます。

不思議なもので、最後に前向きな言葉で〆るだけで、それまでさんざん愚痴を言っていたのに

こけしさんって嫌なことあっても前向きだよね

と言われることも多いという。

もちろん、根本的にはそもそも相手に愚痴をぶつけない、前向きな気持ちになれる自分になるべく近づく、ということが大事ですが、

それでもつい言ってしまう、というときに使えるテクニックなので、是非活用してください。

③ネガティブはいいが、他者への復讐心だけは本当にあかん、すぐに刈り取れ

さて、ここまで無理にポジティブにならなくていい、愚痴は〆さえ気をつければ言ってしまってもいいと書きましたが、

このネガティブ感情についてはめちゃくちゃ注意しろ!というものがあります。

それが、復讐心です。

この復讐心というのは、

誰かに不快な思いをさせられたときに相手に同じくらい不快な目にあってほしいと思う感情

のことを指します。

・仕事を押し付けてくる上司が失敗して痛い目に遭えばいいのに

・自分を使い捨てた人が上手く行かず不幸になればいいのに

・理不尽な目に遭わされた会社に何か不利益になるようなことが起こればいいのに

・不快な発信をするインフルエンサーが炎上して立ち直れなくなればいいのに

こういう感情はすべて私が定めるところの”復讐心”に該当します。

所謂「ざまぁwww」系と言うのでしょうか。

“復讐”というと大それた言葉に聞こえますが、こうやって挙げると案外身に覚えがあると感じる項目もあるのではないでしょうか。

この感情ばかりは、一度火がつくと消えるまでになかなかに時間がかかります。

他者に不快に思う、程度ならいいのですが、

“復讐心”に火をつけるまでに至るような相手が出てきてしまった場合は、

なるべくその人と距離を取りましょう。

自分の人生にその人が関わらないようになると、不思議なくらいスーッと復讐心が消えていきます。

職場だったら正直転職してでも環境ごと変えてその人と会わないようにしたほうがいいし、

インターネット上のことだとしても、対象の人をブロックしたりネット断ちしたりして見ないようにしたほうがいいです。

④不幸体験に深みを出すためのポイント

もじょこちゃん

でもちょっとくらい過去にあった不幸な話をしたほうが話にも関係性にも深みが出ないか?

と思う人もいるでしょう。

実はそれ、結構正解です。

正直、なんの愚痴も不満も無い会話より、多少その人の弱みが見えるほうが、会話は盛り上がりやすいんですよね。

じゃあどのように不幸な経験を深みのある会話につなげるべきか。

ポイントとしては以下のとおりです。

・話すのはある程度親密な関係性ができてから、自己紹介等関係性ができてないタイミングで話さない。

・感情的な愚痴は重いだけ、冷静且つ客観的に話せるくらいの愚痴を。

・できない自分の言い訳に愚痴を使わない。

・相手を疲れさせるな。ユーモアを忘れずに!!!

・空気を重くするな。ユーモアを忘れずに!!!

・気を遣わせるな。ユーモアを忘れずに!!!

自分のストレスを相手にぶつけて発散するのではなく、

笑い流せるぐらい余裕のあるものが良いです。

ずーーーーんと重い不幸話はしないようにしましょう(そういうのは付き合ってからです)。

不幸は上手く使いこなせば他者からの印象を上げる材料にもなる

不幸を自分の言い訳に使ってしまう人は、自己肯定感が低くなってしまっているのだと思います。

自己肯定感は、今すぐ上げようと思って上げれるものではありません。

成功体験の積み重ねで、徐々に上がっていくものです。

なので、

・失敗続きでダメな自分を慰めたくてつい言い訳が口についてしまう。

・自分が責められている気がして守りに愚痴を使ってしまう。

ということをしてしまう人に、「それはよくないから今すぐやめなさい」と言っても治りようがない、というのもわかります。

ただし例えば、

愚痴を言いそうになる前にほんの少し冷静になるとか、

愚痴を言っても最後に前向きな言葉で〆るとか、

そういうほんのちょっとのことから始めてみることは、できるのではないでしょうか。

最初はそういう、他人からどう見えるかというポーズだけでも構いません。

そしたらそのうち、

ポーズだったものが本当に自分が前向きになったような気がしたり、

他人にしつこく愚痴を言っている人を見て「私もああだったな」と思う側になっていたり、

そんなふうになっていたりするものです。

人は何かに挑戦しているときの姿を見てその人の価値を判断します。

そして、挑戦に不幸や失敗はつきものなのです。

だからこそ、不幸や失敗が自分の身に起こったときの対処法は、冷静な今のうちから理解しておいてほしいと思います。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA