つわりで仕事を休むのは甘え！？私の考えるつわりとの戦い方
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こんにちは、こけしです。
「つわりは病気じゃないから」「みんな働きながら耐えてるから」
そんな言葉に縛られて、吐き気をこらえながらPCに向かっている妊婦さん、いませんか？
結論から言います。
無理って思ったら、どれくらい重度かとか考えずに休んで…！！！
今日は、妊娠初期に私が経験したつわりと、私の考える「会社を休むこと」について、当時の正直な気持ちを交えながら書きます。
「会社休みたいけど、甘えかな…」と悩んでいるあなたの心が、この記事を読んで少しでも軽くなればうれしいです！
休むのは甘え？こけしが休みを決めた理由
実は私、つわりで丸々2週間会社をお休みしました。
入院が必要なほど重症だったわけではありません。
頑張れば動けるし、少なくとも妊婦健診には一人で行ける
それくらいのレベルでした。
でも、ただでさえ辛いのに、周りにはまだ妊娠中と言えない状態で気丈にふるまって仕事しなければならないのがもう…。
これが一般的に休んでいいレベルなのか、いつまで続くのか、いろいろ不鮮明ながら、勇気を持って会社に相談しました。
今は休んで本当に良かったと思っていますが、当時は
「私ってこれくらいで休んで、妊婦ってバレたとき”子持ち様”的なこと思われないだろうか」
とかなりビクビクしていました。
この背景には、日本全体にある「つわりぐらい…」という意識があると思っていて…。
日本の妊婦さんは「謎の体育会系気質」で頑張りすぎちゃう問題
海外ではつわりの薬も認可されているくらいなのに、日本ではつわりが原因の体調不良はなんか軽視されてる気がするんだ
実際、海外では「ボンジェスタ」といったつわりの薬が当たり前に使われています。
最近では日本でも早期承認を求める声が上がっていますが、
まだまだ「つわりは耐えるもの！」という精神論が根強いのが現実ですよね。
無痛分娩がなかなか浸透しないのにも、「みんな耐えてきたしそれが普通でしょ？」みたいな精神論が根強いのが背景にある気がします。
かく言う私も独身時代、なんか体調悪そうに働いている人がいるな、と思ったらつわりだった、という経験をたくさんしてきました。だからこそ
「つわりって辛そうだけど、頑張れば働ける程度の辛さなのかな」
と感じていました。
でもね、いざ自分がなってみて思うんです。
「ダメだ、こんな状態で仕事したら業務に支障が出る。というか通勤電車の時点でアウト、確実に吐く」
そもそも私がそれまでつわりを軽視していたのは、こんな辛さの中で空気を読んで頑張ってしまう心優しいママさんを見てきたから。
ということは、私が空気を読まずに冷淡に休むことが、この謎の体育会精神の連鎖を止める一つの契機になるのでは…！？
よし、もうこの連鎖を止めよう！女性がつわりで休める雰囲気をつくろう！（休みの連絡を入れるときの心境）
しかし、つわりはいつまで続くのか、ピークがどこなのかすらわからず不安な日々は続きます…。
・自由診療にはなりますが、病院によってはつわりの薬を処方してくれるところもあるそうなので、医師に相談してみてもいいかもしれません。
「甘え」と葛藤した休職期間
私が休んだ期間は妊娠7週目～9週目の約2週間。
今思えばたった2週間の出来事なのに、休んでいる間はやはりいろいろ考えてしまうものです。
「入院するほどじゃないのに休むなんて、甘えじゃないか？」
「妊婦健診には一人で行けるのに、会社は行けないって傍から見たらおかしくないか？」
つわりで体が弱っていたので、心も弱気になりますし、誰かが
「今がつわりのピークだから会社に迷惑かけない程度の休みで終われるよ！」
と背中を押してくれるわけでもない…。
自信が無くなってついネガティブになりそうなところを夫に励ましてもらいながらのお休みだったなと思います。
でも、今振り返ってみて断言できます。
つわりで無茶するメリットなんて、何一つなかったよ…！
体調が悪い中で働いたらパフォーマンスは悪くなるし、職場の雰囲気にも影響します！よく考えたら休んだ方がいいに決まってる…！
しかし、こういう話をすると必ずこう言うママさんもいると思います。
私の会社は休みなんて許してくれないし、業務的にも穴をあけるわけにはいかないんです…！！！
・お休みが終わる時期がいつになるかはわからないので、「良くなったらまた出社します」と病欠のときと同じように伝えました。
・病院に相談すれば、つわりでの休職に必要な「母性健康管理指導事項連絡カード」を書いてもらえるので、それを持って会社に打診しましょう。
休めなくてもできること
もちろん、会社の状況や立場によって、どうしても休めない人もいます。
そんな方でも、会社への「情報共有」だけは絶対にしておいてください。
「安定期までは言わない方が…」という意見もあると思いますが、上司（責任者）だけには早めに伝えておくのがベターです。
そして、つわりがどれくらい辛いのか、仕事のパフォーマンスにどの程度の影響が出るのか、きちんと伝え、話し合いましょう。
体調が悪いと発信することは、わがままではなく仕事の一環だよ！
周りの状況につられて無意識に「周りが気づいてくれるのを待つ」「環境が変わってくれるまで我慢する」となってしまっていないでしょうか？
もちろん、周りの人が妊婦さんに自然と寄り添ってくれる、そんな世の中がベストですが、残念ながら社会の動きを待つだけの時間は私たちには与えられていません…。
お腹の中にいる命のことも考えて、ここは勇気を持って自分から状況を伝えて調整してみましょう…！
さて、そんなこけしのつわりがおさまった時期ですが…
・通勤電車ではエチケット袋とつわりを和らげる食べ物（ゼリー等）を持参しておくと気が楽です。
・安定期まで言わない理由は、流産などがあったときの再報告が自他共に負担になるから。そのリスクも踏まえて報告しましょう。
私のつわりのスペックと経過
ちなみに、私のつわりの症状はこんな感じでした。
【こけしのつわりの症状】
✔ 食欲不振と吐き気
✔ においつわりは無し
✔ 動くのが辛い体のだるさ
✔ もともとの乗り物酔いが悪化（新幹線レベルでも嘔吐）
「頑張れば動けなくもない」くらいの症状でしたが、休職した2週間は家事も何もせずひたすらゴロゴロしてました。
そのおかげかはわかりませんが、つわり発生から約一ヶ月(10週目くらい)で症状が完全に落ち着き、食事も普通にできるようになりました。
「つわりの終わりが霧が晴れたようにスッキリする」と聞いてましたが、私の場合は「徐々に良くなっていった」という感じ。
つわりの最中は「これ一生続いたらどうしよう…」と思っていましたが、ちゃんと終わりは来ました(笑)
つわりの対策にやって効果があったこともいくつかご紹介します。
・旅行中にどんな乗り物に乗っても吐いたことからつわりに気づきました。
・つわりの症状は人それぞれです。こけしの場合はにおいつわり以外のいろんな症状が出てきた気がします。
・食べ物は日によって食べれるものも変わりました。その中でもこれは良かったというものの紹介は以下に続きます。
これで乗り切った！こけし流つわり対策
一ヶ月のつわり生活の中、試行錯誤してたどり着いたものをご紹介します。
チョコラBBローヤル2
妊娠中でも飲める栄養ドリンクです。
これを飲むとだるさが少しマシになりました！
一日一本は飲んでたから、通販で箱買いしたよ。つわりが終わった後も、だるい日は飲んでたし
・効能・効果として「妊娠授乳期又は産前産後等の栄養補給」と明記されてるよ！「マザーズセレクション大賞」にも選ばれているんだ。
・つわりの薬同様ビタミンB6が含まれているから効くのかな？と思ったり…。
クノールのトマトスープで作るリゾット
無性にトマト系が食べたくなったときの救世主。
【超簡単！トマトチーズリゾットの作り方】
1.温かいご飯にチーズを乗せる
2.クノールのトマトスープを作り、1に入れる
3.混ぜるだけ！
溶けたチーズとトマトスープが染みたご飯がたまりません。
・つわり中だけじゃなく、安定期や妊娠後期にもよく食べてました。楽で美味しくて…。
無印良品の果汁100％ゼリー
あっさりした甘いものが食べたいときは、ゼリーを食べていました。
妊娠中はなんだか口の中が苦い感じもして、食後にもよく食べていた気がします。
特に無印良品のゼリーは持ち歩けるサイズなので、「動くと気持ち悪いけど出かけなきゃ…」という日はポーチに忍ばせていました。
ひたすらゴロゴロする
結局これです。
活動的な人ほど、一日中寝ていることに罪悪感やストレスを感じるかもしれませんが、今は「ゴロゴロするのが仕事」と割り切るしかないでしょう。
・テトリスみたいな無心でできるゲームがおすすめ。ラジオも目を閉じて聴けるのでおすすめです。
・読書はとてもできる気がしませんでした。
・何しても今一つなときは目をつむりながら赤子のいるであろうお腹をなでてました…。
まとめ
もし今、あなたが「辛いけど休むほどじゃないかも…」と迷っているなら、
私は全力で「休んじゃえ！」と背中を押したいです。
決して甘えではありません。新しい命を守るための立派な「最初の育児」です。
それでも「こんなことで…」と思ってしまう人はこう考えてみませんか？
「もし自分の子どもが同じように苦しんでいたら？」
「こんなことで…」ってため息つきますか？
子どもの体をぎゅっと抱きしめて「無理しなくていいんだよ」と言ってあげるのではないでしょうか。
どうか自分にも同じことをしてあげてくださいね。
買い物に行くのも辛いときは通販に頼ろう！
記事内で紹介した「チョコラBB」のほか、私が実際に使ってよかったマタニティグッズや出産準備品は楽天ROOMにまとめています！
辛いときは無理せず、スマホからポチって届けてもらいましょ。
ここまで読んでくださりありがとうございます(^^♪
▼私の妊娠～出産までの記録はこちらにまとめています
「つわりが終わったら何がある？」「出産って実際どうなの？」と思う方の参考になったらうれしいです！
▼今は辛いけど、赤ちゃんに会えるまであと少し。
産後のリアルな育児の様子はこちらからのぞいてみてください。
