こんにちは、こけしです。
社会人をしていると、一度はこんな経験をするのではないでしょうか?
そう、社内に気になる異性ができるというイベントです。
でも、実際のところ会社というのは「仕事をする場所」。
特に恋愛経験があまりない人からすると、
そりゃあの人は素敵だけど…仕事の話しかしないし、そういう雰囲気になるっていうのが無理じゃ?
となるのではないでしょうか。
これに対して言えることは、
社内だけで恋愛を進展させるのは、ほぼ不可能
社内恋愛を成功させるカギは、いかに自然な形で「社内の関係」を「社外での交流」へと広げられるか
ということです。
・職場内の人へのアプローチ方法がわかる
・関係値が同僚止まりになる確率を下げれる
・”噂になる”というリスクを恐れ過ぎずに済む
社内にいい人がいても恋愛って雰囲気にならなくね?→なら外に出ろ
突然ですが、男女が恋愛関係に発展するために必要なものって何だと思いますか?
人によって様々だとは思いますが、ほぼ確実に必要なのが
「質の良いデート」
これなんです。
なぜ“デート”というのがそんなに大事なのかというと、
ただ単に「二人きりで会話ができるから」ということではありません。
それだけなら職場の雑談でもできますよね。
でも、別記事でも書いているように、
>>付き合う前の初デートでやるべきことは? 会話を続けることだけが目標になってしまっているあなたへ
デートというのは「会話をする」以外にも色々やることがあります。
そのため、いくら社内に「いいな」と思う人がいても、職場という空間だけで関係を深めるのには限界があります。
仕事の空気感から自然にデートへ誘えるのが社内恋愛の強み

仕事の話をしている最中にいきなり
ところで今度どこか遊びに行きませんか?
とぶっこむのハードル高すぎ、と思うのは当然のことです。
というか、社内だろうと社外だろうと、
異性を自然にデートに誘うのって、ある程度の“空気”ができてないと難しいものです。
でも実は、職場というのは、その空気を作りやすい環境でもあるんです。
というのも、仕事というのは”悩み””疲れ”がつきもの。
つまり、仕事の会話の流れで、
ちょっとここじゃなんなんで、今度飲みながらでも相談乗ってもらえませんか?
疲れましたね〜、このあと軽く一杯どうですか?
こんな感じで自然に食事に誘いやすいんです。
とはいえ、
いやいやいやいや、その一言がそんな簡単に出せたらとっくに彼氏できてるって…
とまごまごしてしまう人もなかにはいるでしょう。
そういう場合は、いきなり一対一で誘おうとせず、
まずは、話しかけやすくフットワークの軽い同僚を巻き込んで、複数人での飲み会に誘導するのも有りです。
また、気になる相手がいなくても普段から社内の飲み会にはなるべく参加してください。
というのも、そういうことが言いづらいというのは、あなたが普段
この人が飲みに誘うって珍しくね?ってことは俺のことなんか意識してる?
と思われるようなキャラだからではないでしょうか。
普段誘いに乗らない人が急に声をかけたら、そりゃ相手は変な勘繰りをするでしょう。
日頃から「飲み会に来るタイプ」の人と思われていれば、業務後に飲みに誘うという行為のハードルがぐっと下がるはずです。
そして、上記のとおり、最初は複数人での飲みでいいんですけど、
ずっと複数人で飲みに行っているだけでは関係は進展しません。
本気でアプローチしたいなら、どこかのタイミングで必ず一対一での食事を実現しましょう。
社内の「いい感じ」は錯覚かも?職場の外でプライベートの仲へ上手く移行できるかが勝負

恋愛関係に発展するには一対一でのデートがマストとお伝えしましたが、
でもさ、まずは職場内でこう…アプローチしたり関係性を深めてからじゃないの?飲みに誘う以外の職場で使えるテクニックとかないの?
と他の方法に頼りたくなる人も多いのではないでしょうか。
気持ちはとてもよくわかります。できれば自然に職場で仲良くなって、その流れで恋愛に…と考えたくなりますよね。
でも、いまがあなたの“片想い”の状態であるならなおさら、二人の仲を深める場所を職場内から職場外に移行しないと、恋愛に発展させるのはほぼ不可能なんです。
私自身、かつて社内恋愛にチャレンジしようとしたことがありました。
相手とは仕事を通じて話す機会も多く、複数人での飲み会でもよく一緒になるので、自然と仲良くなれていたんですね。
というか正直、「これ、いけるんじゃ…?」と本気で思ってました。
でも、フタを開けてみれば、彼は社内の別の女性と恋仲になっていました。
私とはただの「気の置けない同僚」止まりだったというわけです。
仕事の悩みを共有したり、飲み会の帰り道で二人で話すこともあったし、てっきり仲が深まっているものと…
しかし、その複数人での飲み会や仕事の合間の雑談の間に、彼はすでに彼女と何度も二人で会っていたわけで。
その人と一対一で話す機会もたくさんあったように思えて、
思い返せばちゃんとした一対一のデートは一回だけ(他はたまたまその場で二人で話すことになったときだけ)。
しかもその一回が映画だったから、誘い方も自然な感じでも無かったし、恥ずかしかったなぁ…
もちろん、仮に早い段階でデートにこぎつけていたとしても、当時の私にはまだ他にも足りないものが多かったので、上手くいっていなかった可能も大きいかとは思います。
しかし、もしもっと早く、社外で自然に二人で会える関係を作れていたら、関係の進展は大きく変わっていたかもしれないとも思います。
その後は特にそれを引きずることもなく(思えば引きずるほどのこともしてないし)、彼のことはすっぱり諦めて別の出会いを探すことにしました。
しかし、順調に仲が深まっていたと思っていたあのときの関係性はなんなんだよ、という心のつっかえはしばらく残っていました。
それくらい、職場での会話って、共通の話題も多く、深い話になることもあるので、つい「距離が縮まってる」と片想い側の人は錯覚しやすいんです。
社内の片想いを進展させたいなら、
とにかくまず目指すべきは職場外でのプライベートな関係を形成することです。
私を反面教師にするのだ…
私が実際に見聞きした上手い社内恋愛

私は社内恋愛うまくいきませんでしたが、
一方で、私が勤めていたその会社では社内恋愛から結婚に至ったカップルがとても多かったのです。
そして、その多くが「えっ、あの2人が付き合ってたの!?」という、周りに気付かれていないタイプのカップルでした。
とあるカップルは、同じ課内でも仲が良さそうではあったものの、まさか恋愛関係にあるとは誰も思っていませんでした。
結婚の報告を受けたときには、課内全員が
「えっ、いつの間にそういう仲に!?」
と、まさに寝耳に水。
気になって、後日その方にお付き合いの経緯を聞いたところ、こんな感じでした。
最初から仲は良かったけど、出会ったときは私、普通に彼氏いたしね
そうでしたよね。社外に彼氏いるイメージでした
でも結婚まで進みそうな感じでもなくて。別れようかな〜って思ってたときに、ちょうど彼と仕事の後にご飯行くようになってて
えー、そんな感じだったんですか!全然気づかなかった…
まあ、わざわざ『二人で食事行きます!』なんて宣言しないから(笑)で、彼氏とは別れた後にちょっとしてから『○○さんが持ってるって言ってたDVD観たいんですけど』みたいな感じでうちに来て…
私自身、二人とも同じ課だったのでよく接していましたが、まさか裏でそんな風に関係が進んでいたとは全く気づきませんでした。
他にも、別部署で付き合っていた同期のカップルも社内結婚をしました。
私は同期ということもあり、交際中から知っていましたが、他部署の人たちは
「えっ付き合ってたの!?」
と、(こういうご報告では毎度のことながら)完全に驚いていました。
また、別のカップルについても、
「あの人、前に“社外に彼氏(彼女)がいる”って言ってなかった?いつの間に社内の人と…?」
という感じの人が多く、やはり社内では気づかれないまま恋愛関係を育んでいるカップルである傾向が高い気がします。
そして、多くの人が気づかないのは、やはり彼らが恋愛関係を育んでいるのが「社外」だからだと思われます。
もちろん、付き合っている時点でほぼ社内公認!というカップルも中にはいました。
でも、私が見てきた限りでは、多くのカップルは“社外で二人きりの関係性”からスタートしています。
まあ、冷静に考えたら当たり前のことのような気もするのですが、
これが恋愛経験が少ない人ほど、
互いにある程度惹かれ合ってからじゃないとデートに誘えない
もう少し距離が縮まってから食事に誘うべき
と「デート=すでに気持ちが通じ合った二人が行くもの」と捉えがちな気がします。
しかし、恋愛が長距離走なのは漫画やアニメの世界だけです!
社内の「噂」とどう付き合うか?

でも社内恋愛って、付き合ってるって噂が広まったら地獄なのでは?
そんな不安の声もよく聞きます。
たしかに、職場は閉じたコミュニティなので、ひとたび噂が立てば、逃げ場がないような気がしますよね。
ただ、上記でも書いたように、うまくいく社内恋愛の多くはそもそも“社外で関係を築いている”ので、意外と社内ではバレていないケースが多いのです。
とはいえ、まったくバレるリスクがないかというとそういうわけではなく、
同じ職場の誰かに相談したくなることもあるかもしれないし、
たまたま一緒に食事しているところを目撃される可能性もあるし、
付き合ってもいない段階でも、「あの人のこと好きなんじゃない?」という噂が流れる可能性だってありますよね。
そういうときにどうするべきなのか。
個人的には、
聞かれたら否定する(事実であっても)
勝手に広がっている噂はスルーする
社内では“思わせぶりな行動”は控える
というのが最善策かと思います。
そもそも業務に私情を持ち込んで他の人に勘づかれるようなアプローチをするのは控えるべきかと思いますし、
仮にうまくいって付き合うことになった場合、まず最初に
社内では原則恋人関係をオープンにしない、
言うときは、伝える相手を共有・相談したうえで言う、
など、社内での立ち回りルールを2人で決めるべきです。
こういう約束すら守れない相手であれば、その時点で「結婚相手としてどうか」という判断基準にもなるので、
うわ、地雷引いたわ。でも結婚前にわかってよかった
くらいに思っておくのが良いのかなと。むしろラッキーというか。
正直、社内恋愛に限らず、どんな恋愛にもその出会いに応じたリスクはあります。
「リスクがあるから何もしない」では、いつまで経っても恋愛なんてできません。
そして社内恋愛は、
・相手の仕事ぶりが見える
・人間性を知る機会が多い
・周囲からの評判もわかる
・食事や飲み会にも自然に誘いやすい
と、むしろ“噂”以外のリスクが少ない、恵まれた恋愛環境であるとも言えます。
>>恋愛経験が無い女の悩み→この歳で男性経験無しってもう無理?
社内恋愛は、うまくいけば結婚につながりやすい

上記でも書いたように、
社内恋愛の大きな強みは、相手の人間性や価値観が自然と見えやすいことにあります。
同じコミュニティ、つまり「職場」という日常の中で長く接することで、
その人の仕事への姿勢や周囲との関係性、ストレス下での対応など、恋愛では見えにくい“素の姿”を目にすることができるからです。
近年は流行っているマッチングアプリは、
一対一で比較的簡単に出会えるというメリットがある反面、
デート中の姿しか見ることができないという、デメリットもあります。
普段、どんな風に人と接しているのか?
周囲からどんな評価を受けているのか?
感情的になったときどう対応するのか?
こういった情報は、二人きりのデートやチャットのやり取りだけではなかなか見えてきません。
だからこそ、アプリで出会った相手でも、最終的には“その人のコミュニティ”にも触れること、
たとえば、友人を交えた食事やグループでの集まりを持つことが大切だと私は思っているのですが、
その点、職場はすでに周囲との人間関係や他人からの評価がわかる環境です。
・チームでの立ち振る舞い
・ピンチのときの対応力
・上司・同僚・後輩からの信頼度
・コミュニケーションの丁寧さ・雑さ
こうした要素は、将来パートナーにするうえでとても大事な“結婚の判断材料”になるはずです。
だからこそ、社内恋愛は「この人と結婚しても大丈夫か?」の見極めが早く、
結果として、付き合いから結婚までがスムーズに進みやすいのです。
社内恋愛はリスクが大きいから怖い←どんな恋愛にもリスクはつきものです

これまで、社内恋愛の進め方やそのリスクについてお話してきました。
ここまで読んでくださった方なら、もうわかると思いますが、
社内恋愛の“リスク”は言われているほど大きなものではなく、むしろメリットのほうが多いです。
というか、そもそも
恋愛や結婚を“完全ノーリスク”で進めようとすること自体が無理ゲーです。
私自身もなるべくリスクを避けたいタイプの人間ではあるので、
恋愛に関してもかなり慎重なほうだったと思いますが、
それでも多少は他人とのコミュニケーションに気を使ったり、恥ずかしい思いをしたりもしました。
というか、生きるってそういうことじゃないの?
ここで言いたいのは、
「無理して傷つけ」とか「立ち直れないような失敗をしろ」とか、そういう話ではありません。
ほんの少し勇気を出して、「これくらいなら大丈夫かな」と思える行動を一歩ずつ重ねていく。
それだけで十分、恋愛は前に進めていけます。
そして、社内恋愛というのは、よほどの失礼な立ち回り(たとえば、公然とアプローチを繰り返すとか、業務に私情を持ち込むとか)をしなければ、
極端なリスクを背負うようなことにはなりません。
もし今、恋愛に対して
「でもリスクがあるし……」と躊躇しているのだとしたら、
それは真にその“リスク”を恐れているというより、単純に「動くのがめんどくさい」「傷つきたくない」という気持ちの裏返しではないでしょうか?
もちろん、私だって年がら年中「恋愛だ!結婚だ!」とモチベーション高く生きていたわけではないし、
思い立ったら即行動!じゃなきゃ失格!と急き立てたいわけではありません。
でももし今
「社内のあの人が気になる…でもまだ行動に移すのはちょっと怖い」
そんな風に感じているのなら、
これなら今の自分でもできるということは無いだろうか
そう冷静に考えてみてほしいのです。
このブログでは、恋愛経験が少ない人でも「これならできそう」と思えるような行動例やアドバイスをたくさん紹介しています。
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あなたの“一歩”を後押しできるヒントが、きっと見つかるはずです。
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