こんにちは、こけしです。
出会いを求めていざ周りを見渡してみたり街コンに参加してみたりしても、彼女持ちか手の届かないハイスペック男かどこか難点がある男しかいない。
高収入とか高スペックは求めてないっす。私は普通の男性と付き合えればそれでいいんすわ。
そんなふうに思ったことありませんか?
どんな人がいいの?と聞かれても、
「注文なんてつけない、普通だったらそれでいい」
「理想の男性?普通に気が合えばそれで…」
「一般常識がある普通の社会人男性だったらそれでいいんだけどなあ」
と謙遜気味に答える人も多いでしょう。
しかし、こちらは謙遜してるつもりなのに何故か現れない“普通の男”。
どうしたら普通の人と普通の恋愛ができるん!?
そう匙を投げそうになっているあなたはこの記事を読んで!
- 恋バナで「理想の男性」の話を振られたときにどもらなくて済む。
- 自分が普通の恋愛をするために何をすべきか知ることができる。
- 喪女でも恋愛に前向きになれる。
“普通の男”ってそもそもなんなのか
理想の男性の話になったとき、マジで条件という条件が無く
私は気が合えば誰でも…。
ととりあえず無難に答えてなんとなく会話が続かない、ということありませんか?
かつては私も、
(((そんなの私と合う相手がそのまま理想の相手だわ!むしろどんな相手が私にベストか教えてほしいくらいだわ!)))
と思いながらくそ無難に
「優しい人かな…あとは普通の感じの人……」
と回答していました。
が、このときの私はそもそも自分の想像する”普通の人”と自分がきちんと釣り合っているのか、客観的に判断できていませんでした。
“普通の男”となかなか出会えない理由
さて、あなたが仮に喪女だとして、その状態のあなたに”普通の人”を当てはめるとこうなります。
●あなたが何もしなくても自らあなたに話しかけ、あなたが興味のある話題ばかり提供し、いい感じに会話を盛り上げ、連絡先も率先して聞いてくれる。
●デートの誘いやデートの内容決め、日時調整、お店選び、あなたはできない(自信がない)ので、全部おまかせでやってくれる。
●きちんと理髪店や美容室に行き髪を整え、服装もダサくない。
●大して自分磨きをしていないあなたに惚れてくれる。
どうでしょう。
“普通の男”だったはずが、一気に「こんな”普通の男”いないよ!」になったのではないでしょうか。
そう、”普通の男”となかなか出会えないのは、そもそも“普通の男”自体があなたにとっての空想上の都合のいい男でしかないからです。
“普通の男”と付き合うためにあなたがまず自覚すべきこと
私なぞが過ぎた理想を掲げてたってことですねもう恋愛しませんさようなら。
ちょっとまってもうすこしだけ話聞いておねがいします。
ここまでのことをお伝えして、一気に恋愛そのものが遠いものに感じてしまった人もいるかもしれませんが、私は現実を突きつけて諦めてほしいわけではありません。
むしろ、私はぜひあなたにこの”普通の男性”と付き合ってほしい。ただの喪女だと思ってた彼女が気づけばいい感じの男性と付き合って結婚してたんだが、みたいな、ラノベのタイトルみたいな恋愛をしてほしいと思ってます。
ここからは、そんなあなたの恋愛の後押しをするためのマインドを伝授いたします。
①あなたの”普通の男”は”皆が理想とする男”である
まず、あなたが思い描いている”普通の男”は、むしろ喪女かどうか関わらず他の女性も理想としている男だと自覚することです。
何故自覚する必要があるかと言うと、それは、いざ理想の男性と出会ったときに周りの女性が「○○くんいいよねー」と言ってるのを聞いて、「こんな評判のいい男性なんて私には…」と無意識に圏外に置かずに済むからです。
もし圏外に置いてしまうと、「ここまでじゃなくていいから、もっとレベルが低い普通の人…」といもしない人をまた探すことになります。
そして、その男性に対して「いや私はあなたのこと異性として気にする資格もないってわかってますよええええ」みたいな防御反応を取ってしまうのは最悪のパターンです。
この人こそが私の理想の男性なんだと自覚して初めてその人と恋愛関係で向き合おうと考えることができるのです。
②”普通の男”を惚れさせるにはあなたも同等の”普通の女”になる必要がある
ここまで自覚できた人が次に陥るのが、「自分が理想とする男性は私からしたら悉くハイスペックだし相手にされる気がしません」というもの。
しかし、ここで冷静になってほしいのは、それはあなたが”喪女”の状態だからハイスペックに見えるのだということ。
あなたが”普通の女”でさえあれば、
・自然に会話が始まり、互いに興味のありそうな話題を提供し合い、一緒に会話を盛り上げ、自然と連絡先を交換する流れになる。
・自然と一緒に出掛ける流れを作り、日時やお店選び等、互いに候補を出し合い、デートの内容を一緒に決める。
・二人とも普通の身なりであり、その辺を歩く普通のカップルと同じに見える。
・あとはお互いに会話や性格に魅力を感じれば、それが両想いである。
という”普通の”男女のお付き合いの段階を”普通に”踏むことができるのです。
③理想を下げずにあなた自身のレベルを上げるのが幸せな恋愛への道のり
“普通の男”は今の自分には難しいから理想を下げよう、というのは一番恋愛から遠のく考え方です。
何故なら理想を下げたところでとてもその理想より下の男性と恋愛しようという気にはならないはずだからです。一度デートをしてみたとてすぐに疲れて「もういいや」となるでしょう。なんなら恋愛自体に愛想をつかすかも。
もちろん、”普通の女”になろうと思って明日すぐなれるものではないですし、”普通の女”になれたからと言って100%結婚ができる、というわけではありません。運やタイミングも大きくかかわるのが恋愛です。
でも、仮に自分の理想に100%なりきれなかったとしても、結婚につながらなかったとしても、仕事や友人との出会い等、自分を変えるということは色々なことに良い影響を与えるはずです。勇気を出して一歩踏み出してみましょう。
“普通の男”と付き合うためにあなたがやるべきこと
ここまでマインド面についていろいろ書きましたが、じゃあ具体的になにやれっちゅうねんという人もいると思います。
私も「わいみたいな喪女が普通の女になるにはどうすりゃええねん」と色々試行錯誤してきました。
そして、わかったことが以下の3つです。
①外見を”普通の女”に近づける
まず、私が足りていなかったものは普通の女性としての洋服に対する知識(センス)でした。
具体的にどういうことかというと、
「かわいい女の子=二次元のアニメの女の子や声優さんやアイドル」というオタク方程式が頭にこびりついているため、男ウケがいい洋服もアニメの女の子や声優さんが着ているようなかわいい系の服だろうという認識が無意識のうちに刷り込まれている。
これです。
考えてみれば、自分が今まで培ってきた”女の子”像はすべてアニメ・ゲーム・漫画のもの、ドラマとか興味ねー、三次元とか興味ねー、声優さんやアイドルにしか興味ねー、なわけです。しかも一緒にいる友だちも無難な地味な恰好をしているor推しに寄せた格好をしているわけであり、”普通の女”の恰好がよくわからんくなるのも当然ですね。
いやいやさすがにゴスロリが良いとは思ってないって。
そこまでは言ってない。
この認識は無意識下レベルで染みついているはずなので、「え?そうか?」としっくりこない人も多いと思います。でも、ある日わかる。自分が選ぶ服がなんかその辺を歩いている普通の女の子と違うということに…。
私がそのことを明確に自覚したのはある行動がきっかけでした。
それが、
女性向けファッション誌を買う
ということ。
もう、ファッションに限らず、ちょっとしたキャッチコピーからコラム欄まで、書いているすべてがこれまで生きてきた自分の価値観と良い意味でも悪い意味でも違い過ぎて、脳汁溢れまくりましたよ。参考になる部分もあれば、「こういう面は参考にしないでおこう」とちょっと女子の価値観にドン引きすることまで(恋愛やお金の価値観は特に)。今までそういうものに触れてこなかったという人はまずは女性向けファッション誌に手を付けてみることをおすすめします。
ちなみに、女性向けファッション誌にも色々ありますが、サブカル系やカジュアル系は基本のおしゃれをわきまえている女子が次に挑戦してみるものなので、まずは女子アナ的モテを意識した系の雑誌をおススメします。私は『Ray』や『美人百花』を参考にしました。
②”普通の男”を見つけたら油断しない
見た目を”普通の女”の基準にしたうえで次に大事なのは自分が異性として興味を持たれているかです。
これは、相手が自分のことが好きかどうか以前に、女性として見られているかどうかということです。
自分が異性として興味を持たれていないのに「おもしれー女w」と興味を持ってくれるのはそれぞ”普通の男”ではありません。二次元にいそうなハイスペ男、もしくは女なら誰でもいい体目的のナンパ野郎です。
では異性として興味を持たれにくい立ち振る舞いとはどういうものか。
例えば、該当の男性が近くにいても、その男性はそっちのけで女友達とばかりべったりしているとか。
何もその男性にぐいぐい話しかけにいけとは言いません。ただ、せめて挨拶はするとか、視線を交わす努力をするとか、複数人の輪にいればそのなかに入って相槌だけでも打つとか、目を見てうなずくとか、そういうあなたに興味ありますよという態度は見せるべきです。
「べ、別にあんたになんか興味無いんだから」なツンデレ好意が通じるのは小学生までですよ!
③デートをプロデュースできる女になる
いやいやデートどころか好意を持ってもらえるかも微妙なんですけどぉ!!!
と思われたかもしれませんがちょっと待ってください。
“普通の男”が女性と会話しているときにその女性と二人きりで話してみたいかどうか見極める最大のポイントが、その女性と二人で出かけに行って楽しんでる様子が想像できるかどうかなのです。
これが想像できない女性はデートに誘うことは愚か、連絡先の交換すらしようと思わないでしょう。
我ら喪女がその”普通の男”と会話できるチャンスをつかんだときにノー準備で「この人とのデート楽しそう」と思わせることできますか?
きっと「うーん、良い子だけどこの子と二人で出かけたいかというと微妙だなぁ、色々こっちが準備しないといけないだろうし、食事とかも興味無さそうだし」と思われるでしょう。
さて、ここで、「この子なら食事気軽に誘えるな」と思われる女子はどんな子でしょう。
そう、
あなたがたがクラスで隅っこでオタ友と戯れているときにクラスの中心で「今度打ち上げしよー」と打ち上げの企画をし、
あなたがたが友だちと適当なファミレスとかアニメイトとかに行ってるときに友だちと良い感じの雰囲気のお店を発掘し、
あなたがたが推し活をしている間に誰かのために飲み会の企画をしている、
そんな企画力のある女たちなのです。
そんなの無理に決まってるじゃん…私たち喪女をなめてんの?
すまん、さすがにモデルタイプとして挙げるにはレベル高すぎた。
私が何を言いたいかというと、明日からオタ活や推し活を辞めてこういうタイプの陽キャ女子になれ、と言いたいのではなく、普段からデート場所になりそうな近場のおしゃれなお店とか、男女で楽しめそうなお出かけ先とか、そういうものをほんの少しだけでも意識してほしいんです。
そして、「ここいいかも」というところを見つけたら、オタ活や推し活の友だちとでもいいので、そういうところに実際に下見に出かけてみていただきたい。
そう、友達同士の間でいいので、ほんの少しだけでも企画力を上げてほしいのです。
そのとき、その友達をナンパしたつもりで、
・友達をデート場所に誘う。
・日程調整をする。
・良い待ち合わせ場所をセレクトして日時を確定する。
・そのスポットで友達とどんな事ををして楽しめそうか、事前にリサーチしておく。
・当日友達を楽しませる。
ここまでをきっちりやり切ることです。
そうしたらわかります、デートを丸投げされる男性の気持ちが。
これ全部を当たり前にこなすことを男性は求められてるってこと…?ハードモード過ぎ……。
そうそう、その経験が大事。
そして次に男性と話すときに「私はあなたの気持ちわかるし、デートプラン丸投げにしたりしません。なんなら全然企画側もできますよ」とアピールできる自信にもつながるでしょう。
なんだったら、友達と行ったところを、「あそこ面白かったよ、今度今いるメンバーで行ってみる?」と提案することだってできるわけです。
“普通の男”が強いように、”普通の女”も強い
私はここまで書いたことを実践していった結果、
・ファッションを楽しめるようになった
・自分より上と感じる男性相手でも自分の恋愛経験の無さを変に卑下するよりも堂々と話す方がいいと知ることができた
・いいなと思う男性にツンデレ好意をしないようになった
・誰かとどこかに出かけることが好きになった
等、恋愛偏差値が上がったのはもちろんのこと、単純に女性であることを楽しめるようになりました。
ここに書いてあることは、
「気のある男性にあざとテクニックを使って行け」
というような喪女のわいらには難しいがなってことではなく、喪女でも手を出せるようなシンプルなことだったと思います。
でも、このシンプルなことのつみかさねは、確実にあなたの人生のプラスになることをお約束します。なぜなら、”普通の男”が強いように、”普通の女”であることも強いのだから。