こんにちは、こけしです。
結婚相手への条件と言うと、
金銭感覚とかかなぁ。あと変な宗教やってないとか
価値観の一致が大事!あと尊敬できる人!
言うて経済力は無視できない。年収○○○万以上は無いと
等、人によってさまざまな意見があると思います。
しかし、ぶっちゃけどれだけ条件について考えても、それで理想の相手と結ばれるわけではありません。
私自身、「条件的にはこの人はとても合っている…」と好きでもない人と付き合いかけたことがあります。
結局その人とは付き合いませんでしたが、今でもあのとき変に条件で決めなくてよかったなと思っています。
今回はそんな「結婚の条件」について書いていきます。
・結婚の条件に囚われなくて済む
・条件で付き合う相手を決めずに済む
・蛙化現象に悩まなくて済む
結婚の条件とは何か?→そんなもの役に立ちません
結婚と言うと、一生涯のことなのだから、結婚相手にはある程度条件を定めたほうがいいと巷でよく聞きますが、
正直その条件に振り回されている人のほうが多いと感じます。
今はSNSも発達していて、「○○したい」より「○○べき」で考えやすくなってしまう世の中。
そのため、
たとえ条件が悪くてもこの人と結婚したい!
となるより
なんかモヤモヤするけど…でも世間一般的にはこの人と結婚すべきだよね
という思考にハマりやすいはずなのです。
ここでは、私が条件が役に立たないと考える理由について書いていきます。
①あなたは親友に対して親友の条件を満たしてるか考えながら仲良くなった?
そうは言っても一生涯を共に過ごす相手なんだから条件はあるだろう!
と言う声もとても理解できる。
というか、寧ろ“一生涯を共に過ごす相手なんだから”という心意気自体は、とても大事なことです。
おっしゃるとおり、結婚はゴールではなくスタート、これから様々な苦難を共に過ごす相手なのだから、狭い視野で決めるべき相手ではないでしょう。
さて、ここで少し視点を変えて考えてほしいのですが、
あなたはずっと一緒にいても苦ではない親友のことを、条件で定めたでしょうか。
結果として、「こういう人が親友になった」とは言えると思いますが、親友になるまでの過程で条件ごとにその人を品定めしたわけではないですよね。
つまり、「一生一緒にいてもいい」と思える相手って、条件ではなく単純に、
「この人となら一生一緒にいれる」と思えるかどうか、
お互いそう思い合える関係性かどうか、
本来ただそれだけであって、頭で考えればいいってもんでもないんです。
②「条件」に足を引っ張られかけた私の体験談
いやいやいや条件に合う人なんだったら悪い人じゃないんだし、我々喪女的には付き合えるだけでサンキューなんだから迷うことなく付き合っちゃえばいいじゃん!
って思われる方も多いと思いますが、私は一概にそうとは思いません。
私自身、且つて
・女性関係で悪い噂を聞いたことが無い
・ちゃんとしたところで正社員として働いている
・性格良くて優しい
・金使い荒くない
・一緒に話していて楽しい
という、めっちゃ条件に合ういい感じの人と出会えたことがあります。
2人きりでのデートに誘われたときには
ついに私も結婚かぁ…ぐへへw
とかなり先走った妄想をし始めたものの、
いざ2人きりでデートしているときに、なんとなく感じる、違和感。
これは、相手が何か難がある人だと感じ取ったとか、そういう違和感ではありません。
どこか相手を男性として見れないというか、
じゃあこの人とキスできるかと言われると一歩距離を置きたくなるというか、
この日一日と言わずこの先何年も何十年もこの距離感でい続けられるかといわれると無理というか。
しかも、相手は2人きりのデートを了承してもらえたことですっかりその気になっており(←あたりまえ)、
オスとして言い寄られたり、距離を詰められたりする
⇒そのたびにテンションが下がる私
を繰り返すという、最低なデートになってしまいました。そして、
でも友人として話しているときは楽しいしすごくいい人だしこんな私にもう二度とこんな好物件は現れないかもしれないしでもでもでも…
となっているうちに告白され、1か月くらい保留にしたうえでフるという、なんとも相手に失礼なことをしてしまいました。
しかし、不思議なことに、一度フッてしまい、もう二度と彼と恋愛関係になるかもとか考えなくていいんだと思うと、
ものすごく楽な気持ちになりました。
ちなみに、その彼はその数か月後に別の女性と出会い、見事その人とゴールインしました。
が、それを聞いた時も「惜しいことした」とは少しも思いませんでした。
条件が良いかと結婚相手として一生傍にいれるかは別物なんだと思えた経験でした。
条件に合ってもなんかしっくりこないなら、さっさと切って次に行こう
自分のような喪女がこんなにいい人と出会えたのに付き合わないなんて、やはりもったいないのでは…
そう思ってしまう人も多いでしょう。
確かに、喪女であるほど言い寄られる経験が少ないため、好条件の男性相手に交際を踏み切るか、もしくは既に交際しているとしたらこの関係を続けるべきか、迷ってしまうかもしれません。
そして、実際にそんな風に迷って止まってしまっている女性を見かけるたびに、私はこう問いかけました。
じゃあその人と四六時中二人で一緒にいれる?結婚するってそういうことだよ
南海キャンディーズの山里さんと結婚した蒼井優さんは結婚についてこのように言っています。
私はこの蒼井優さんの言葉がとてもしっくりくると感じていて。
もちろん、結婚をきっかけに生活が大きく変わることだってあるでしょう。
でも、蒼井優さんがおっしゃっているとおり、結婚って家族になるということだから、
自分の日常の中に彼が加わることで、世界がより素敵なものになるか、
決め手はそんな単純なことでいいと思うんですよね。
ちなみに、悩んでいる人に上記の質問をしたときの回答はほぼ確実に
えっ無理だ。別れる。
ってなります。彼女ら曰く、相談した人の中には
でもこの年でそんないい条件の人とそうそう会えないよ
とアドバイスする人もいたそうで、まさに”条件”で悩んでいたそうです。
しかし、もしも子どもを産みたいと考えるのなら、女性の結婚適齢期って長くありません。
というか、結婚適齢期以前に女性男性問わず、人生ってそんな長くないです。
結婚に踏み切れない相手と付き合っている間にも刻一刻と歳月は過ぎているんです。
もしかしたら、その人と付き合っているがために出会えなかった人だっているかもしれないんですよ?
一緒にいるのが苦痛なら、どんなに条件が良くてもさっさと切って次に行きましょう。
結婚する相手をどうイメージすればいい?誰でもいい気がしてしまう人へ
・出会う前に結婚の条件とか考えても無駄
・条件だけに縛られて交際すべきか否かを考えるな
とお伝えしましたが、
そんなこと言っても隠れた人材がいそうで誰にどう標準を合わせていいかがわかんない!!!
と混乱してしまう人も、喪女ならばいるでしょう。
実際、いろんな男性を見ているうちに誰でもいい気がしてなんだか八方美人っぽくなってしまっている女性とも会ったことがあります。
そんな女性たちに私から伝えれることがあるとしたら、それは以下のとおりです。
①蛙化現象が起きるならそれは生理的拒否反応
喪女の中には、彼氏ができていない理由として、
男性に好かれると決まって気持ち悪くなる、私はもう交際は受け付けない体質なのかもしれん
と考えている女性もいるかもしれません。
その現象は俗に「蛙化現象」と呼ばれています。
最近は「蛙化現象」がカジュアルに使われ過ぎて意味が変わってきていますが、
出はじめたころは「いいなと思った男性に好意を寄せられたとたん冷めて嫌いになる」現象のことを指していました。
この現象が続き、自分は恋愛なんてできない体質なのではないかと自己嫌悪に陥る気持ちはわかります。
何故なら私自身蛙化現象をよく起こしていたから
なんなら、上記で書いた私の体験談もまさしく蛙化現象と呼べるものでしょう。
しかし、結婚した今思い返すと、私が蛙化現象を起こす相手は、結婚相手として一生一緒にはいれなかっただろうなと思う相手ばかりでした(その人に難ありとかではなく、単純に私とその人が合わないという意味でも)。
何故蛙化現象というものが起きるのか。
これは私なりに仮説があって。
そもそも、恋愛経験が多い女性は、たくさんの男遊び無いし恋愛経験を通じて、自分に合う男性合わない男性を見極めています。
しかし、我々喪女は恋愛経験など無いに等しいため、条件が良い男性が目の前に現れたらもれなく好きになるわけです。
そんなときに相手の男性から好意を持たれ、
いや無理!
と突然無理になるのは、恋愛経験が無いながらも、この人と恋愛関係になれるかがリアルになった途端に現れる生理的反応。
つまり、蛙化現象は、安易に合わない相手と関係性を続けないために起こる女性特有の生理的防御反応ないでしょうか。
…もちろん、上記で書いたのはすべて学術的な話ではなく私の仮説です。これを鵜呑みにしてほしいとは思っていません。思っていませんが、
好き⇒蛙化現象⇒嫌い、はまだ恋愛としての「好き」のうちに入らない!
と思えるくらい、蛙化現象とは割り切った関係性であってほしいのです。
②どれだけイメージしても出会ってからじゃないと”しっくり”は来ない
結婚相手は条件ではなく、単純に「この人となら一生一緒にいれる」と思えるかどうか、お互いそう思い合える関係性かどうかが決め手であると書きました。
しかし、
そんな人と出会ったこと無いからいまいちどんな男性なのかイメージできないよ!
となる人が大半かと思います。
それでいい、というかそれが正解だと思っていて。
なんらかの事情で別れざるを得なかったり、仕事等のタイミングが合わずに結婚まで行きつかないことはあると思いますが、
普通”しっくり”くる相手と出会ったらもう付き合って結婚までしてるはずなんですよね。
実際に”しっくり”来る相手とは、結婚についての物理的な条件さえクリアできていれば(親族、仕事、お金等)、付き合ってから結婚までのスパンがかなり短いです。
私の友達もみんなそうでした。
自分に合う理想の相手なんて目の前に現れるだろうか。この年までそんな相手と一人も出会えなかった、もう無理かも…
とほんの数カ月前まで弱音を吐いていたのに、その次に会ったときには
なんかいい人と出会えて、もう結婚まで進みそう!
えっ!この前に言っていた独身宣言は何なの!この裏切り者!永遠に爆発汁!(←後日自分も同じようなことをする)
と、あんなにイメージできなくて心配していたのがなんなのというくらい、この人!と思う人と会えるとその先がすんなり進みます。
大事なのは、“しっくり”来る相手が見つかるまで焦らず、しかしちゃんと行動し続けるということです。
>>恋愛経験が無い女の悩み→この歳で男性経験無しってもう無理?
③”しっくり”と出会うまでにあなたができるのは確率を上げることだけ
とはいっても、
焦らず行動と言っても何をどうしたらいいかわかんないよ!
と、ますます焦る、もしくは何もしなくなる人が大多数かとは思います。
恋愛は勉強と違って、やったらやった分だけ必ず成果がついてくる、という性質のものでは残念ながらありません。
恋愛とは、出会いが無いときはゴールもわからずさ迷うしかないのに、一度出会ったらゴールまで急加速的に進んでいくという代物。
つまり、出会っていないタイミングでできることは、
・出会いの数を増やす
・女を磨く
・情報の仕入れ先を増やす
等々、結婚につながる出会いの確率を上げることだけなんですね。
この確率を上げる方法については、以下の記事も参考にしてください。
この1年出会いが無くても、翌年には出会いがあるかもしれない。
その翌年に良い人と出会ったとき、きちんと準備をしていた人しか、チャンスはものにできないのです。
>>高スペックじゃなくても普通の男ならいいのに…”普通の男”と付き合うためにあなたがすべきこと
条件のいい人を見限るのが怖いと感じる貴女へ
上記までで以下のことをお伝えいたしました。
・蛙化現象に無駄に悩まない。
・”しっくり”は来たらわかる、来るまでわからない。
・”しっくり”が来るまではひたすら確率上げをする。
それでも
私のような喪女は出会いが限られている!ここでこの人を逃したらもう後はないかもしれない!
という気持ちが消えない人もいるかもしれません。
そう思う気持ちもわかりますが、
そもそもとして、恋愛から結婚というステップに変化するにあたって、
好きじゃない男性に言い寄られたり、
将来を真剣に考えられない男性と関係を長引かせてしまったり、
そういうことは喪女に限らず多くの人が通る道なのです。
つまり、今あなたがその経験をしているということは、立派な成長の証なのです。
例えその人がいなくても、そしてしばらくいい人が現れなくても、あなたはこれからも前を向いて歩いていけるし、
あなたが結婚したいと思える人と出会うのはむしろこれからです。
ときには別れへの勇気を出しましょう。