こんにちは、こけしです。
芸能ニュースや漫画やSNSで稀に遭遇する、「浮気」の文字。
浮気するなんて、なんつーゲスな…
と当事者でもないのに怒りに脳が支配されるような経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
私も以前は浮気をする人なんていうのはどこか遠くの世界にいる犯罪者のように思っていました。
そして浮気や不倫の芸能ニュースを見ては
「はー、これだから浮ついた芸能人は」
と思ったり、漫画での浮気や不倫の描写を見ては
「はいはい、こいつはすると思ったわ、報い受けて当然」
と思ったり、SNSで浮気や不倫の話を見ては
「被害者の人可哀そうだけど、こんなヤツに捕まるかね」
と思ったりしてました。
ですが、様々なコミュニティを渡り歩くにつれ、前まで最低ゲス人間がやるものくらいに思っていた「浮気」のイメージが、すぐそばにあるリスクに変化して行きました。
私は恋愛経験無いから関係ない
と思う人もいるかもしれませんが、実は恋愛経験が無い喪女にこそ、この「浮気しやすそうな男」が魅力的に映ってしまうこともあったりなかったり…。
そして気づいたときにはつけこまれ絡み取られていることだってあるのです。
今回は意外と身近にあるかもしれないこの「浮気」の正体とその対策について書いていきます。
・浮気するような男に片想いをこじらせなくて済む。
・「あの人は浮気しない」と足をすくわれずに済む。
・浮気をする人の「浮気」の価値観を知ることができる。
・浮気男に捕まらずに済む。
浮気は極悪人がやるもの?意外と身近な「浮気」の正体
「浮気は悪いもの」
これは全人類共通認識で間違いないと思います。
ただし、この「悪い」のレベル感が人によって違うのは知っていますか?
特にリアルに恋愛しまくりな人と、恋愛経験が少ない人では、浮気のとらえ方が違ったりします。
そのリアルに恋愛しまくりな人が口々に語る浮気論から、「浮気」の正体を探っていこうと思います。
①浮気や不倫をするのは性格が悪い人だけ→「良い人」でも浮気や不倫はする
漫画の世界で描かれる「浮気」。それらを見てると、
「浮気をするのは極悪非道な根性を持つ人間だけ」
と思いがちです(相手がクズだから浮気が正当化されるというパターンもありますが、それは置いといて)。
確かに浮気は付き合っている人を裏切る行為であり、許されるものではありませんよね。
ところで、私は浮気をしたことがあるand現在進行形でしている人たち(男女問わず)と実際に会話したことがありますが、以下のような人でした。
・愛想が良く、私のような陰キャにも気前よく話しかけてくれる。
・基本的に人が好きで、遊びの誘いも心地よく乗ってくれる。
・場を盛り上げるのが上手いムードメーカー。
こういった人たちが飲みの場で深い時間帯になってくると
いや実はさ最近気になってる人がいてさ…
相手にも悪いけど、私真剣なんだよね
いやーどうしよっかなー…マジ悩むわ
最悪だけど、誘われると会いに行っちゃうよね
と、このような具合に浮気の話を秘めたる恋心、無いし魅惑的な恋愛ゲームかのように真剣に囁き始めるのを何度見たことでしょうか。
ここの文言だけ見ると最低なクズ野郎たちに見えるかもしれませんが、
A男は変な人に絡まれたときに助けてくれたり一人のときに話しかけてくれたりした人だし、
B女は仕事で困ったときに助けてくれたり嫌な役を引き受けてくれたりした人だし、
C男は周りに気を遣って何かと場を盛り上げてくれるような人だし、
D女に至っては私が初めて参加したコミュニティの会で誰より早く気兼ねなく話しかけてきてくれてオタク話でわいわい盛り上がれた友人のうちの一人です。
それでも、正直最初のほうはドン引きというか、
マジ無いわこいつ。
と思いながら話を聞いていましたしが、だからと言って次の日からその人の「良い面」が消え失せているわけではなく、しばらく接しているうちに
「なんというか、私とは価値観の違う世界に住んでるんだなぁ」
と、彼らの考え方が少しだけわかるようになってきました。
どういう考え方かと言うと、上記4人に共通しているのは「恋愛という行為が好き」ということなんです。
彼らは男女の駆け引きやドキドキワクワクやそういうのが好きなんです。
びっくりするくらい惚れやすいし、全ての男女関係を「恋愛的な目線で見られているかそうじゃないか」で判断するし、他人の性格は過去の自分の恋愛経験から判断します。
彼らにとって恋愛はステータスであり、青春の日々であり、人一倍情熱を燃やせるものであり、努力の結晶なのです。
だから、「浮気」も恋愛における駆け引き、ちょっとした遊びの部分、スリルを楽しめるもの、くらいにしか思っていないのです。
②浮気は絶対にしてはいけないこと→結婚前ならセーフという考え方をする人も多い
上記で述べた浮気をした人たちに共通の価値観があります。
それは、二股は結婚前ならセーフ、というもの。
この考えを初めて聞いたときは
この人はいつか絶対なんらかの報いを受けるし、その浮気相手とも幸せな結婚なんてできっこない
と思っていました。
その予想は見事に裏切られ、その人は浮気相手の方と最終的にゴールインし、今では二人の子どもを積極的に育てるイクメンになっています。飲み会では”奥様”とのラブラブなノロケ話をしており浮気をしている気配もありませんでした。
偶然その人がそうだったのかというとそういうわけでもないようで、一旦「こいつにはそういう話をしても大丈夫」スイッチ(←異性として見られないスイッチでもある)を作動したら、ぶっちゃけ二股したことあるという話をし始める人の多いこと多いこと…。
そのうち「結婚前の浮気ならセーフ」という文言が出ても表情一つ変えずに話を聞けるようになりました。
ちなみに、こうなってくると、
結婚前なら浮気してもOKくらいの感覚が無いと恋愛市場には踏み込めませんよ。
と逆に開き直るタイプの喪女もいるのですが、その考えもそれはそれで危険です。
恋愛至上主義者たちの恋バナを聞きだすためにこの理論に目をつむるのはいいですが、世の中には我々のような「浮気とかありえん」と思う女性がいるのと同様に、「浮気とかマジ無いわ」という価値観を持っている男性もいます。我々はそういう男性を探さなければいけない。
>>高スペックじゃなくても普通の男ならいいのに…”普通の男”と付き合うためにあなたがすべきこと
③魅力的に見えるあの人ほど注意
先ほど書いたとおり、私が会ったことがある「浮気した人たち」は、浮気したことさえ除けば「良い人」です。
しかも、基本的に人が好きで行動力もある人たちなので、我々喪女がポツンとしているときに手を差し伸べてくれる存在だったりもします(※そういう人たちが全員浮気をするわけではありません)。
そのため、普段
浮気とか絶対許せない。あり得ない。クズ。
とか言っている女性ほど、
●●さん、こっち来て一緒に遊ぼうよ!
トゥンク・・・
となりがちなのです。
まあ大抵の喪女はそのあと相手にされることもなく片想いをこじらせて終わるのですが、
中には偶然上手く行ってしまって、一晩の遊び相手に選ばれたあげく、こう…謎な方向に進んで行ってしまう人もいます。
もちろん、そうなってしまったのはその女の子が悪いということはなくて、浮気するやつのほうが悪いということに変わりは無いです。
ただ、可能であればそんな浅い男には初めから引っかからないでほしい。
あなたが女性としてのレベルを上げていきさえすれば、あなた自身の男性を見る目に余裕ができて、八方美人のクズ野郎(※全ての八方美人の人が浮気をするわけではありません)が差し伸べた手にも「あーはいはい全員の女の子にやってるやつね」と冷静に目を向けることができるはずなのです。
このブログでは、私自身のこれまでの経験から、あなたが女性としてステップアップしていくのに必要な情報を発信しています。
ぜひ喪女から卒業して、浮気男に安易に捕まらないようにしましょう。
「浮気男」をなるべく見極める方法
「良い人でも浮気をする!気をつけろ!」
と言ったところで、
えっじゃああの人もこの人もみんな浮気するかもしれない…ってコト!?
とちいかわになってしまう喪女も多いでしょう。
正直、その男性が浮気するかどうか、100%見極める方法はありません。
ただし、恋愛を「ドキドキワクワクのスパイス」として淡い靄がかかった状態で見ずに、冷静に人と人との関係性として築くことができる人は、早いタイミングで浮気の有無を見極め対処することができるのではないかと思います。
①恋愛は情報戦、でも最後に信用できるのは磨いた己の直観
相手の男性が将来浮気するような人間なのかどうかを見極めることは難しいです。
ただ、彼がこれまで行ってきた行為について、探りを入れることはできます。
その方法としておすすめなのが、彼が所属するコミュニティの人間に彼の話を聞くということです。
可能であれば、男女どちらからも聞くことをおススメします。
何故なら、まず女性は、その男が同じコミュニティの女性に手を出していない限り、基本的に良い感じの男への評価が甘いです。女性陣の間では紳士的な男性と評判だった男が実は…なんてことは普通にあります。なので、男性からの評価は可能であれば聞いておきたいところです。
しかし、うわさ話をいち早くキャッチするのが女性でもあるので、女性からのほうが新鮮で活きのいい情報を手早く入手できます。男性から聞き出すのが難しければ、女性評だけでも仕入れておいた方がいいでしょう。
そして、これが一番大事なのですが、第三者から聞く彼が良い人だからと鵜呑みにするのではなく、必ずその話の一つひとつを自分自身でも咀嚼したうえで、最後は自分が彼自身と向き合い判断することです。
最終的に自分の身を一番案じてくれるのは自分、自分の身を守るのは自分です。
自分のこれまでの経験から、「なんか違うな」と違和感を感じるのであれば、その違和感を大事にしてあげてください。
特に恋愛において、一時的な関係性ではなく、将来結婚につながるような、長期的で安定性のある関係性を相手に求めているのであれば、その違和感を解消できないような相手は選ぶべきではないと思います。これから何十年もの間一つ屋根の下で住んで、様々なトラブルを共に解決して行かなければいけない相手なのですから。
②「親友」に置き換えれる関係性を築けるか
最後は自分が彼自身と向き合い判断すること
とお伝えしましたが、これを実践するための一つの考え方として、
彼と恋愛関係を通り越して「親友」と言えるようなポジションになれるか
ということがあると思います。
あなたが彼と日々を過ごしていくなかで、
「親友の○○としている会話をこの人ともできるだろうか」
「親友の○○に見せている堕落した姿をこの人に見せられるだろうか」
と考えてみるということです。
私たちは「恋愛」となると恋愛フィルターを通して人間関係を考えがちですが、恋愛と言っても所詮は人と人との関係、家族や親友と築いていく絆となんら違いはないのです。
もしあなたと彼がお互いに唯一無二の親友とも言える関係性であるのであれば、そんな「親友」との関係にヒビを入れるようなことをしようと思うでしょうか。
恋愛に限った話でなければ、あなたもこれまでの人生の中で様々な人に出会ってきたと思います。そんな中で、「親友」と言えるポジションに選ぶのは、本当にその人のことを信頼できて、尊敬できる面もあり、なんでも語り合える人であったはずです。
それが恋愛になると「信頼できなんでも語り合える人」より「ドキドキできて色気があってかっこよくてでもつかめないところもあって(ry」になってしまっているのであれば、それは結婚につながる恋愛ができているとは言えないでしょう。
「男はどうせみんな浮気する」と人間不信にならないために
仮に浮気がする人間を好きになってしまったとしても、あなたは何も悪くありません。
しかし、なんかいい感じにかっこいい男性を見て
浮気をする人間はマジでクズ。○○さんは良い人だから浮気とかしない。
という状態になっているのであれば、危ないです。
何故なら、その男が危険な奴であるほど、ちょっとだけ手を出されて捨てられるということがありえるからです。
そして、自己肯定感が低い人ほど、体を求められること自体が自分の存在価値だと思い込んでしまい、そんな緩い関係性を求めるようになってしまうというリスクがあります。
浮気について知るには浮気をする人のことをより冷静な目で観察する必要があります。
そういうリスクを避けるためにも、浮気という心理現象を理解し、そういうことをしそうな人かジャッジしていきましょう。