育児

初産婦なのに約6時間のスピード出産!無痛分娩希望も危うく麻酔が間に合わなくなるところだった話

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こんにちは、こけしです。

いやー最近暑いですね。

テレビのワイドショーが「記録的な猛暑です!いやーこれは災害レベルですよー」と同じことを言うのをなんとなく眺めている今日この頃です。

さて、何故こんなにお昼のワイドショーを見まくっているのかというと、

こけしについに、

こけしベビーが誕生したからです!

ベビー誕生→産休→疑似専業主婦生活に→なんか部屋の中に音がほしくてテレビつけっぱ→気づいたらワイドショーが流れてる

なんで世の専業主婦がワイドショーばっか見てるのかがわかりました。見たくて見てるんじゃない、なんかついてるんだ。ワイドショーが。

ということで、今回は私の出産当日のことを書いてみようと思います。

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陣痛が来るも、声がマイペース過ぎて病院から止められる

さかのぼること初夏の日のできごと。

妊娠中期には「あなた子宮頸管短めよ。運動?いますぐやめなさい」と女医さんに脅され、

妊娠後期には「痛み来てる感じする?え、しない?ちゃんと本陣痛気づくかな…」と女医さんに脅され、

いつくるかわからない陣痛に常におなかに時限爆弾を抱えているような恐怖と隣り合わせの状態で日々を過ごしていました。

とはいえ、恐怖より眠気食い気サボりっ気が勝る私は、この日も「旦那ちゃーんお昼食べたいよー」と妊婦らしく旦那に食い物を所望。

アゲハ蝶…?

おしおし、そろそろ買いに行くかと旦那が腰を上げようとしたときでした。

こけし

うーん、なんか張りが5分間隔で来てる気がする

えっ!?

というのも、今日は朝からなんとなくおなかが張ってる感じがあったのです。

といってもおなかが張るなんて妊娠後期の妊婦からしたら日常茶飯事。おなかが張ったと陣痛タイマーをセットして構えるも、どのタイミングでタイマーをかけていいのかよくわからず気づいたら張りが収まっていた、なんてことも多々ありました。

なので、今回もなんとなくタイマーをかけつつかけ忘れつつで午前中を過ごしていたのですが、とうとうなんか、ガチで等間隔な気がする、なんとなく…。

5分間隔って、病院に連絡するタイミングなんじゃないの…?

こけし

ですよね?

と病院へTEL。

こけし

5分間隔で痛みが来てる感じあるっすけどーーー

助産師さん

無痛分娩ご希望でしたっけ?

こけし

ですー

助産師さん

あー、もう麻酔入れたい感じになってます?

こけし

エッ

え、麻酔入れるタイミングって私が決めるんですか!?

こけし

えーっと…どうなんだろ、5分間隔ってどんなですか?

助産師さん

初産婦さんですよね?来ても病院で過ごす時間長くなるかもしれないし、もしまだ我慢できる程度の痛みだったらもう少しお家にいてもいいかもですねー

こけし

っすかーwww

今思えばこんなのんきに話してるやつに本陣痛なんか来てるわけないだろと思われたのだと思われます。まさかの「もう少し様子見ましょう」宣言。え?じゃあどのタイミングで病院行けばいいの?

夫と「なんかもう少し様子見てもいいんじゃないって言われたわ」「まじか!?」という会話をしつつ、夫は牛丼を買いに外へ。

私はその間ベッドで転がっていたわけですが。

こけし

ん?あれ?なんかちゃんとガチの痛み来てね?

気づけば4分間隔くらいになっている陣痛。

夫が買ってきた牛丼を4分間隔で来る痛みに耐えながら食べる私(←それでも食う)に夫は「本当に大丈夫?」と困惑顔。

「でも病院から耐えられる分には様子見ろって言われたし…」と言いながらしばらく耐えてましたが、最終的に「あーうー」と4分間隔でのたうち回る私を見て、

もう一度病院に電話しなさい!

しびれを切らしてスマホを持ってきました。さっき病院に電話してからここまで30分。

そして、再度病院に電話してみると

こけし

あの、さきほど電話した、えっと(息絶え絶えになりながら)

助産師さん

あ、先ほどお電話いただいたこけしさんですね?痛くなってきました?じゃあすぐ来てください

と今度はあっさり病院へ案内される。やっぱり痛さアピールが足りなかったみたいです。

車の中で陣痛と格闘

幸い夫が休日のタイミングで陣痛が来てくれたので、そのまま病院まで連れて行ってもらえます。陣痛タクシーの出番無くてよかった。

車をマンションの入り口につけるまでの間、

こけし

えーっと、車の中で破水したらいけないからバスタオルと、あとスマホの充電コンセントと…あ!ポケモンスリープ計測するやつも持って行かないと!

毎晩ポケモンと睡眠を共にしている私にとってポケモンGOプラスは手放すことのできないデバイスです(余裕あるなおい)。

もちろん入院用バッグ(兼マザーズバッグ)に諸々事前準備はしていたけど、直前になって「これも!」って思いつくことあるよね。

↑キャリーよりバッグのほうがいいと聞いて

車に乗っている間は、後部座席でアシストグリップを握りしめながら外を眺め、数分間隔で来る痛みに

イマジナリー助産師

大丈夫よーはい、息を吸ってー吐いてー

と言いながら私のことを見つめる助産師さんの優しい眼を想像しながら痛みに耐えました。

病院に着くと既に子宮口8センチ

病院に着くと途端に気が緩んだのか、駐車場から受付まで歩くのにも一苦労。

ひーひー言いながら受付にたどり着いたときに言われた「まずは母子手帳を出してください」の言葉はとても無慈悲に聞こえるよ…(母子手帳無いと何もできないので当たり前)。

そしてこれまたひーひー言いながら内診台にたどりついてひーひー言いながら内診されて言われた助産師さんからの言葉。

助産師さん

もう子宮口8センチ開いてるねーいますぐ麻酔入れないと間に合わないねー

実は私、子宮口が何センチ開いたらどうとかあんまり知識入れてなくて、この8センチ開いているというのがどういう状況かよくわかっていなかったのですが、後日会う人にそのときの状況を言うたびに

知人

ひっ、初産婦で陣痛感じ始めてから数時間でもう8センチ!?

とかなり驚かれてから初めて”子宮口8センチ”のインパクトがどんなもんかを知りました。

そのまま分娩台…に行く前に内診室の隣の部屋で早急に麻酔を投与。マジで今すぐ入れないと間に合わんって状況だったらしい。

私としても、このときはもうとにかく一刻も早く麻酔を入れてくれの気持ちでいっぱいでした。人ってゴールがすぐそこだとわかると途端に我慢が効かなくなるんだ…。

麻酔を入れるときのことですが、背中から入れますよーと言われたときはさすがにビビりましたが、特段痛くはありませんでした。というか、陣痛の痛みのほうに悶えていたので痛かったとしてもどんなだったか忘れました。要するにその程度ということです。

当たり前ですが、麻酔は入れてからすぐに効くわけではないので、この時点でもまだ陣痛の痛みはあり、

こけし

うう、うううう~~

と言うたびに助産師さんから

助産師さん

いきんじゃ駄目よー大きく息をしてー

と言われました。「んなムリゲーな」と思いました。車の中では耐えれたのに(人ってゴールがすぐそこだとわかると以下略)。

でも、もうすぐ麻酔が効いてくれるという希望もあってか、分娩室に向かうためストレッチャーに乗せられたときは

こけし

(うわぁすごい、医療ドラマでよく見るやつだー)

とテンションが上がるくらいの余裕はありました。

※これではない

無痛分娩スタート!

分娩室に着き、夫も誕生に向けステンバーイ・・・

助産師さん

もう今日中にはうまれると思う。なんかやってほしいこととかある?バースプラン的な

こけし

えっと…うーん……特に………

助産師さん

出産の瞬間を撮影したいとか

こけし

あ、そうですよね、せっかくだからそれは…

なんも考えがない妊婦ですまん。てかもうすぐ産まれるんか。はやくね?

助産師さん

へその緒切りたいとかあります?ご主人

いえ、それは大丈夫です(即答)

何故かへその緒を切りたがらない旦那。

そうこうしているうちに、麻酔が効いてきたのか陣痛の痛みが引いてきて、なんか張ってるなーみたいものを少し感じる程度になりました。助産師さんによると、麻酔が効きすぎて陣痛を感じなさすぎるのもよくないのだとか。私も無痛分娩で唯一心配だったのが、麻酔の影響でいきめなくて長丁場になることだったので、むしろ少し陣痛を感じれるほうが安心。

そして、助産師さん曰く、どうやら私の体の骨格が、赤ちゃんというか、内臓全般が下に落ちてきやすい体格らしく、その影響でこんなにお産が早いんじゃないかとのこと。

じゃあ安産型なのかというと、肝心の一番最後の通り道のあたり?が狭いというか、内股気味なので、

助産師さん

しばらくガニ股の状態でいましょう

と横になってクッションで足をガニ股に固定しながらお産を待ちました。確かに私ガニ股とかあんまりしないもんな。ごめんな、母さんがお上品なばかりに狭くなってしまって。

その後私の体にあった変化と言えば、なんか無性に体がガクガクブルブルと震えることくらいで、麻酔で気持ち悪くなるとかそういうことはありませんでした。震えも助産師さんとか夫とかに手をにぎにぎしてもらってる最中は止まってましたが、まあ震えっぱなしなところで何がどうというわけでもなく(今思えば寒かったのか?)。

あとお産中によかったことと言えば、ストローを持ってきてたので寝ながらでも飲み物が飲めたことと、そのときを待つまで夫とわちゃわちゃしゃべってリラックスしていたこと。なんとものんきなお産ですが、これもすべて無痛分娩のおかげ。マジでありがとう無痛分娩。

ストローは準備しとこう!

約6時間のスピード出産へ…

出産が近づくといよいよお医者さんが来てなんかごちゃごちゃやってますが無痛なので何やってるのかはよくわかりません(多分内診したりしてる)。

そして、助産師さんやお医者さんからくるぞくるぞもうすぐくるぞと言われて体感1時間後、ついに

お医者さん

いまです、いきんでください!

麻酔がかかる前の陣痛を思い出しながらいきんでみたのがよかったのか、自分なりにふんーといきむことわずか2回で我が子を出産しました。思い返すと、家で陣痛を感じてから病院に着くまでが3時間、病院についてから出産までが3時間、計6時間くらいでの出産。いきみも2回だけ。マジでスピード出産すぎるだろ。

初産婦は絶対に長丁場になるからとゼリーとかカロリーメイトとか準備していたのですが、食べ物系は何一つ手をつけることなく終わりました。すぐ産まれてきてくれた我が子と私の体に感謝。

子が生まれた瞬間に子ども好きに転じる

私は産まれたときになかなか泣かなかったらしく、助産師さんからお尻をぺーんとされて無理やり泣かせられたと聞いていたので、我が子も私に似て鈍感だったらあり得るぞ、と思ったのですが、気づいたら普通にふええええと泣きながら運ばれていました。

そして、

・我が子の泣き声、他の病室から聞こえてくる赤ちゃんの泣き声の何倍もかわいらしくないか、とか思ってしまう。

・我が子のお顔、産まれたばかりはブサイクと聞いていたのに全然そんなことなくないか、目鼻立ちはっきりしててかわいらしくないか、とか思ってしまう。

など、産まれて数分で既に夫婦ともに親バカ病が発動。さすがに助産師さんやお医者さんの前では慎みましたが、カンガルーケアでお子と夫婦の3人きりになったとたん

こけし

え、うちの子の泣き声かわいくない?てか顔も普通にかわいくない?全然愛せるくない?

と親バカ会話をしていました。

ちなみに、私たち夫婦はもともとそんなに子ども好きではなく、

子どもが産まれたらそりゃ愛するし大切に育てるけど、子ども好きの人がやってる感じの「よちよちーかわいいでちゅねー」とかはできんよね?とか言ってたんです。

言ってたんだけどもこの体たらく。

世の中の「子ども好きじゃないから子ども愛せるか不安」勢よ、大丈夫だ、産まれちゃえば問答無用で子ども好きになるぞ。

赤ちゃんという概念が愛おしくてたまらないよ…

ちなみに、前述のカンガルーケアとは、出産直後に赤ちゃんと触れ合うという行為で、なんかいろいろいい効果があるらしいから取り入れてる産院が多いんだとか。

やって何か悪かったわけでは全くなかったのですが、私がこれまでろくに赤ちゃんと触れ合った経験もないため、本当にただ寝ているところの小脇に赤ちゃんが置かれているだけという状態で、しかもその体勢で体感1時間くらい過ごしたので、正直癒されるなーというより、

こけし

我が子の体温で暑い。あと暇。動きたい(動けない)

という感想でした。隣でスマホいじりながら座ってる旦那がうらやましかった(各所に連絡入れてもらっているのに)。

あと、当然赤ちゃんなのでふえんふえん泣き始めて、それもどう対応すればいいかわからなかったので、「なんか泣きっぱなしの赤ちゃん小脇に抱えて何もせずにいるがこのままでええんか?まあ何も言われないから大丈夫なんだろうけど…」みたいな感じになってた。カンガルーケアのベストが知りたい。

陣痛は耐えられる痛みなのかどうか論争

「無痛分娩は果たして必要なのか?別に人類みな自然分娩で産んできたし、一度は陣痛の痛み味わってみてもよくね?」

と、無痛分娩の要否についてはよく議論がなされます。

今回、比較的短時間ながら陣痛を体験した私の感想はこうです。

こけし

陣痛はね、痛みそのものが耐えがたいほど苦痛というわけじゃないの。問題はギリ耐えれるか?くらいの辛い痛みが数分間隔で来るのを何時間も耐え続けることなの

男女経験有無関わらずわかるように例えるなら、超特大の便が溜まっていて、もう出る!出る!出したい!という猛烈な腹痛のなか「出さないで!まだトイレついてないから出さないで!止めて!」と言われる、みたいなのが数分おきに来るって感じです。

これで1日トイレ駆け込まずもらさず我慢しろと…?って感じ

(ちなみにその便は約3キロあるしそれなりに硬いので、いてぇたまらんやべぇ息できんでもこれを出そうと思ったら絶対ケツ避けるし痛いなにこれ地獄じゃん、ってなる………いや想像できるか?これ)

しかも私の場合は数時間で終えれたけど、普通それが半日とか1日とか続くらしいじゃないですか。やばくないですか?数分おきに痛みを何時間も与え続けるって、拷問と同じ手法じゃないですか。

私は普段痛みには割と強いほうですが、あれが半日も続いていたらさすがに気が狂っていただろうと思います。よく医療ドラマとかで出産の瞬間に苦しんでいる妊婦の様子とかが映し出されるけど、本当に妊婦の苦しみを表現したいなら24時間ずっと苦しみ悶えている様子も描写しないといけないと思う。経験するまでわからなかった、この辛さ。

ということで、私はもしまた妊娠したとしても迷わず無痛分娩を選びます

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私が特にありがたかった試供品が液体ミルク。

↑これ

私のときは120mlの液体ミルクが入っていたのですが、お試しで一か月健診のタイミングで使えたのがとても有難かったですーーー。

あとは、おむつが新生児サイズ、Sサイズ、Mサイズと入っていたので、そろそろサイズ変えようかな、と思ったときの試し履きに使ったりもしました!

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では!

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