こんにちは、こけしです。
今、彼氏いないの?だったら知り合いに独り身の男いるんだけど、よかったら会ってみない?
と、いきなり知らない男性に会わないかと言われると戸惑いますよね。
ネットで検索してみると、
「知人の紹介は結婚に繋がる可能性が高い!行ってよかった!」
というポジティブな意見がある一方で、
「もし興味が持てなかったら、紹介してくれた知人にも気を使うし…」
と、ネガティブな声も多く見つかります。
私自身、過去に紹介きっかけで合コンを開いたりしたこともありますが、そのときは正直、完全に空振りでした。
それでも、誰かに「紹介って乗るべき?」と聞かれたら、私はこう答えます。
たとえ空振りでも、知人からの紹介はとりあえず行ってみるべき
今回は、
知人から紹介された男性と会って後悔しないかな?
とモヤモヤしているあなたに向けて、
・なぜ紹介を前に悩んでしまうのか
・紹介に乗った人と、断った人の“その後の違い”
この2点を中心にお話していきます。
・知人から紹介された男性と会うべきかがわかる
・知人からの紹介など、出会いが無くなる人の特徴がわかる
・出会いが無くなってから後悔せずに済む
知人に紹介された男性と食事に行くか悩む…その根本原因とは?
冒頭でもお話ししたように、
私自身も過去、知人から紹介された男性との出会いで空振り続きだった時期は、正直「なんかめんどくさいな」「断ろうかな」と思うことも多かったです。
今になって振り返ると、たとえ空振りだとしても、決してムダな行為ではなかったのですが、
その当時の心境からまずは「行きたくないな」と感じてしまう心理状況について解説していこうと思います。
何をするにもリスクを考えるので勢いで行動できない

知人の紹介って、情報が筒抜けになりそうで正直ちょっと怖い…
知人の紹介というと、こういう声を拾うこともあるのではないでしょうか。
たしかに、紹介をしてくれた知人は、その後どうなったかを互いから聞こうとするでしょうし、
知人からしたらただの”紹介”なので、本当に相性の合う相手かどうかというところは多少無責任なところもあります。
しかし、じゃあリスクの一切無い出会いってあるんでしょうか?
たとえば、マッチングアプリや婚活パーティーなら、そもそも相手のことを何も知らない状態からスタートしなければいけないし、
社内恋愛は、紹介以上に「噂」や「気まずさ」のリスクがつきものです。
そう冷静に考えれば「とりあえず行けばいいじゃん」と思えるのに、何故躊躇してしまうのか。
実際、こういう紹介話って、たいてい「急に」やってくるんですよね。
心の準備もないまま、
今フリーなんでしょ?ちょうどいい人いるから紹介するよ〜
なんて言われると、反射的に、
え、えーっと…うーん……考えとく……
と微妙な反応をしてしまい、結局話が流れてしまう。
私自身も、「紹介してあげようか」という話を急に持ちかけられたとき、
思わず話題をそらしてごまかした経験があります。
でも、あれを繰り返していたら、きっと「この人はそういうの苦手なんだな」と思われて、
その後、紹介や飲みの誘いも来なくなっていたかもしれません。
この現象を打開するためには、「いつ、どこで、どういう形で出会いが来るか分からない」という意識を日頃から持っておくこと。
自分から出会いを求めているときに話が来るのと、
いつかどこかにいい出会いが転がってるだろうくらいの心持でいるときに話が来るのとでは、
自分の反応も大きく変わってきます。
勢いで動けないこと自体は決して悪いことではありません。
ただ、こと異性との出会いということに関しては、
「その勢いを出す準備」だけは、普段から意識しておかないと、
いざというときに足が止まってしまうのです。
>>付き合う前の初デートでやるべきことは?会話を続けることだけが目標になってしまっているあなたへ
自分に自信がない…

・異性とデートした経験がほとんどない
・異性として見られたことがあまりない
・おしゃれの仕方がわからない
こうした悩みを抱えていると、どんなに良い出会い話があっても、「行ってみよう!」という気持ちにはなりにくいですよね。
自然な流れで出会った相手とうまくいかなかったときは、
「相手にパートナーがいたから…」
「他にもっと魅力的な人がいたから…」
「自分からアプローチしてないし…」
と、傷つかないための理由がいくつも浮かびます。
でも、「紹介」という形式は、最初から”異性として会う前提”があるので、
うまくいかなかったときに、「自分に魅力がないんだ…」という現実に向き合わされそうで怖くなるんです。
というか、そもそも「うまくいく未来」がまったく想像できないと、「どうせ無理でしょ…」と最初から諦めてしまうのは、ある意味自然な反応です。
特に、異性との関わりに慣れていないと、
・どんな会話をすればいいのか
・どんな服を着ればいいのか
・どんなお店を選べばいいのか
何もかもが手探りで、そりゃ怖いし面倒くさいし億劫です。
この場合、無理に「勇気を出して行ってみよう!」と思うよりかは、
まずは、自信を持つための準備を始めるほうがいいかもしれません。
たとえば、まず外見を磨いてみる。
たったそれだけでも、自分に対する感覚が大きく変わります。
気が合う人じゃないと時間の無駄だと思っている

結局のところ、どんなきっかけの出会いであれ、最終的に大事なのは「相手が自分にとっていい人かどうか」。
そう思う人も少なくないでしょう。
そして、異性とのデートって、準備ややり取りも含めてそれなりの時間とエネルギーを使うものです。
だからこそ、「会ってみたけどイマイチだったな…」というときの徒労感って、本当にしんどいですよね。
さらに、自分は気がなかったのに相手には好意があった場合、
「どうやって断ろう…」「気まずくならないかな…」
と、2回目のお誘いへの対応を考えるストレスまでついてきます。
なので、紹介話がきたときに、
・顔や雰囲気は自分好みか?
・趣味や価値観が合いそうか?
・仕事や年収などのスペックはどうか?
など、行くべきかどうかを事前情報だけで判断しようとする人は多いのではないでしょうか。
もちろん、もしあなたが普段からモテモテで、
わざわざ紹介されなくても自分でどんどん素敵な出会いを引き寄せられる人なら、
事前情報だけで判断してもいいかもしれません。
でも、もしそうでないのであれば、
事前情報のみで行くか行かないかを判断するのはオススメしません。
理由はシンプルで、
実際に会ってみないと自分と合う人かどうかなんて絶対にわからないからです。
また、マッチングアプリならまだしも、「紹介」ということであれば、紹介者自身が「この人はいい人」と思って紹介しているはずです。
そんな中、顔や年収だけ聞いて「じゃあ会いません」は、紹介してくれた相手にとっても出鼻をくじかれるような失礼な対応になってしまいます。
もし、「いい出会いがほしい」と少しでも思っているなら、
とりあえず会うだけ会ってみるという小さな一歩こそがとても大事なのです。
行動した人にだけ、新しい可能性は開かれます。
紹介話を渋る人がどうなるかがわかるリアルなエピソード

「紹介はとりあえず会ってみるべき」というのに、こんなエピソードがあります。
私の知人に、年上の女性がいます。
スペックも悪くなく、見た目もそこそこ整っているのですが、
しばらく彼氏はいないようで、本人もいつも
いや私もう結婚とかいいから、一人が楽だから
が口癖みたいな人でした。
…とはいえ、心のどこかで今の状況に満足していないような雰囲気はにじみ出ていました。
結婚に関わる話になると、
結婚してる人は恵まれるよね、自分と状況が違うからさ
といった、どこか既婚者と自分の立場を比較して自分の状況を下げるような発言をよくしていたんです。
ある日、将来の話をしていたとき、私は少し踏み込んで聞いてみました。
正直、いい人がいれば余生は一人より二人で過ごしたいとは思いません?
すると彼女は、少し間を置いて
…それはまあ
と言うではないですか!
正直心の中で「えっマジかよ!?」と思いました。それくらい普段「結婚とかもういい」って言ってる人だったので。
そんなタイミングで、ちょうど同じような年齢で、穏やかで条件も悪くない男性の知人がいました。そのことを話すと、彼女の目の色が明らかに少し変わったわけです(そこでも「マジかよ!?」と思いました)。
しかし、最初に出てきた言葉が
顔は?
……正直、私はその時点で「たぶん難しいだろうな」と思いました。
彼は、条件面だと年収も良くて、性格も申し分なく、年齢相応ではあるけれど、見た目も決して悪くない男性です。
でも、“イケメン”というカテゴリには入らないタイプでした(少し中肉中背というか)。
写真を見せると案の定、彼女は
ああ…
とテンションが明らかにダウン。
それきり、その話は自然消滅していきました。
この出来事で私が感じたのは、
「紹介する側も、人を選んでいる」ということ。
そもそも普段から「結婚とかどうでもいい」と言っているような人には、なかなか紹介する気にはなれませんが、
それでもせっかく紹介しようとしたのに、写真ひとつで一瞬にして判断されたら、
正直好条件独身イケメンが現れようがこの人には紹介しようという気にはならないですよね。
「この人にいい人いたら紹介してあげたいな」と感じるのは、
・普段から「いい人がいれば会いたいな」と前向きな発言をしている
・実際に紹介したら、まず一度は会ってみようとする柔軟さがある
そんな人です。
というか、断るにしてももう少し断り方あるだろ…
タイプじゃなさそうだから行きたくない→断らないほうがいい!
私は別の記事では、
惹かれないのに条件がいいというだけでキープはしないほうがいい。この先、死ぬまで一緒に暮らせると思えない相手とは向き合わないほうがいい
という主旨のことを書いていますが、
この考えは、あくまで「付き合うかどうかを判断する段階」での話です。
「まず会ってみる」という出会いの第一歩においては、この限りではありません。
まあ、マッチングアプリとか婚活パーティーとかだったら、会う前にある程度厳選するのはアリですが、
人からの紹介であれば、特別な理由がない限りは、とりあえず一度会ってみることをおすすめします。
その理由としては上記で書いたとおり、
・実際に会ってみないと“相性”がいいかはわからない
・紹介する人が「この人と会ってみてほしい」と思って声をかけているという前提
・積極的な姿勢を見せるほどより良い次の紹介に繋がるから
などがありますが、
その他にもタイプじゃなさそうでも人からの紹介はとりあえず行ってみることには理由があります。
紹介されているうちが華

先ほど書いたエピソードで、「紹介されにくくなる人」の人物像が伝わったかと思いますが、
ここでお伝えしたいのは、
普段から「出会いを探しています」と周囲にアピールしている人だとしても、いつまでも紹介が途切れないとは限らないという現実です。
紹介というのは、あなたの周囲の人が
・偶然「独り身の良い人」と出会えるか
・その相手も出会いや紹介を求めているか
・「あなたに紹介したい」と自然に思えるか
そのすべてが偶然とタイミングに左右される“運の産物”です。
さらに現実的な話をすると、残念ながら若い人のほうが紹介はされやすい傾向があります。
実際、
若い頃はうんざりするほど紹介が来ていたのに、30代を超えたあたりからパタッと途絶えた…
という話も珍しくありません。
そのタイミングでいざ「やっぱり出会いたい」と本腰を入れて動き始めても、
若い頃より選択肢も確率も減ってしまっているのが現実です。
とはいえ、今が一番若いのですから、今日からの行動が未来を変えることは十分に可能です。
大切なのは、紹介というのは「当たり前にずっと続くものではない」と知っておくこと。
そのうえで、声がかかったときにはできるだけ丁寧に、前向きに向き合うことです。
だからこそ、もしあなたが引く手あまたというわけでもないのに、
うーん、別に会いたいって感じじゃないかな…
となんとなくで断ってしまっているのなら、少し立ち止まって考えてみてください。
紹介の機会は、突然訪れて、そしていつの間にか消えていくものです。
そのありがたさに気づいたときには、もう来なくなっているかもしれません。
空振りだったデートをどう捉えるかは、あなた次第

異性と実際に会ってみたけれど、「思っていたような人じゃなかった」
そんなとき、多くの人はこう感じるでしょう。
なんか疲れただけで、何も得るものがなかったな…
もちろん、そう感じること自体は自然ですし、責められることではありません。
いっぽうで、空振りのデート=ただの無駄時間かというとそういうわけではありません。
恋愛に自信がある人ならともかく、
もしあなたがまだデート経験が少ない状態で、いきなり理想の男性と会ったらどうなるでしょう?
正直なところ、ほぼ確実にいい立ち振る舞いができずに、相手からいいなと思われることもなく終わります。
言葉を選ばずに言うと、自分より少しランクが低かったり、自分がそんなに気が無い男性から言い寄られる経験が、
私ってこれくらいの男性相手だったら十分モテるんだな…!
という自信を作ります。
実は恋愛に対する自信というのは、
単に「付き合った人数」で決まるものではありません。
一度も異性をその気にさせたことがないか、
自分が乗り気でない相手であっても、異性に好意を持たれた経験があるか。
この違いが、自己評価を大きく分けます。
そこまで惹かれていない男性から好意を向けられたときこそ、
「私って、ちゃんと異性に好かれるんだ」
という実感を得られるものなのです。
その“小さな成功体験”が、あなたの自信につながっていきます。
それに、仮に、会ってみた男性がタイプじゃなかったとしても、
「どうやったら相手を楽しませられるか」
「どう振る舞えば心地よい会話になるか」
そうしたスキルを磨く場だと捉えれば、その時間にはしっかり意味があります。
反対に、「タイプじゃない」とわかった瞬間に不愛想になってしまえば、
せっかくの時間はただの“気まずい記憶”で終わってしまいます。
出会いのすべてが本命に直結するわけではありません。
そして、そのひとつひとつを“意味ある経験”にするかどうかは、あなたの受け取り方次第です。
空振りのデートも自分磨きの貴重な場として使おうという気概で挑めば、
その時間への充実感もだいぶ変わるはずです。
相手の期待に応えられる自信がない…→相手の評価軸で生きるのは辞めよう

そもそも恋愛に自信がなさすぎて、こんな私のために相手の時間を使わせるのが恐れ多い…
恋愛経験が少ない人ほど、どちらかというとこんなふうに思ってしまう人が多いかもしれません。
「自分なんかが相手と会っていいのだろうか」
「期待に応えられなかったら申し訳ない」
そう考えて、なかなか一歩が踏み出せないのです。
上記で書いたとおり、
自信が無いならとりあえず外見から磨こう
というのが一番最初のアドバイスですが、
外見を整えたからといっても、やはり経験がない状態での異性とのデートはどうしても緊張してしまうものです。
紹介者や相手の期待に応えられる自信がない。
そもそも「そこまで会いたい!」という強い気持ちがあるわけでもない。
だから、中途半端な気持ちで会っていいのか迷ってしまい、
つい判断を保留にしてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、相性は正直わからないけどとりあえず会ってみようというのは、紹介される相手も同じことです。
というか、正直人からの紹介でそんなに高い期待値で会う人なんてそうそういません。
大体が
とりあえず会ってみるか…
くらいの軽い気持ちなんです。
そんななか、あなた一人だけが深刻に考えすぎて、チャンスを逃してしまうのはとてももったいないことです。
自分はこういう人間でこういう状況だから、素敵な人となんて出会えっこないし、どうせ結婚もできないんだ
そんなふうに自分を決めつけているのは、他でもないあなた自身であって、
それは“真実”ではありません。ただの思い込みです。
そして、そうやって自分を諦めた瞬間から、本当に出会いのチャンスは消えていきます。
あなたが自分の人生を誰かの評価軸で判断し続ける限り、本当の意味で自由な選択はできません。
恋愛に限らず、人生は「どうせ私なんか」と思った時点で、可能性を閉じてしまうのです。
お膳立て状態ですら一歩踏み出せない人は何もできない

・自分からグイグイ行くのは苦手だけど、恋愛はしたい
・恋愛経験が少ない
・遊び目的の男性とは会いたくない
少なくともこの3つのうちひとつでも当てはまる人なら、
知人からの紹介の話があれば、とりあえず一度は会ってみるべきです。
正直、「知人からの紹介」は、恋愛における出会い方の中でも、お見合いの次にかなりお膳立てしてもらえている状態です。
なんなら、お見合いよりフランクだし、大抵はお互いが
まあ、知人さんがそこまで言うなら一度くらい会ってみるか
と期待値も低めです。
だからこそ、恋愛に不安がある人や、慎重派な人にとっては、絶好のスタートラインになります。
私自身は、完全な1対1の紹介ではなく、複数人で集まる中で自然な流れで今の夫とつながりました。
でも、その時も「こけしさんと○○さん、なんかいい感じじゃない?」と、周囲が背中を押してお膳立てしてくれたことがだいぶアシストになりました。
確かに、他人からの紹介は「本当にこのままこの話に乗っていいの?」と迷うことも多いです。
また、会ってみて「なんか違うな」と感じたら、中途半端にうだうだせずに振り切ることも必要です。
でも、会う前から乗るべきか決めるのは早計です。
まったく期待してなかったけど、会ってみたらトントン拍子に進んだ…
というのは、恋愛においては実際によくある話なんです。
未来のパートナーとの出会いは、意外とあなたの“軽い気持ちで会ってみた”から始まるかもしれませんよ。