こんにちは、こけしです。
学生時代は化粧を禁止されていたのに、
いざ大学生や社会人になったら周りはみんな当たり前のようにメイクしてる…。
そんな状況に陥ったことがある人は多いはずです。
突然すぎて、何を買えばいいのか、どうやってすればいいのかわからないよ…
そう思うのも無理はありません。
なにから始めればいいのか分からなさすぎて、なんとなく放置したままになっている人も少なくないでしょう。
私自身、最初は何から手をつければいいのか分からず、
化粧品売り場でお姉さんに聞いたり、ネットを見たりしながら、なんとなくやってみたものの、自分の化粧に全然自信が持てないままで、
これ、化粧する意味あるか?
と思うほどでした。
ネットで検索しても、
このメイクをするならこの道具が必要で、この色が出るのがこの化粧品で~
結局、何を買えばいいのか分からない…
私は今はこの手順でやっています!
人によって言ってること違うんだが…なんだったら同じ人でも言ってること変わるし、何が正解?
と、情報が多すぎて途方に暮れた経験があります。
そんな私ですが、今では日々のメイクを楽しめるようになりましたし、
だからと言って化粧品を買いまくることもなく、基本的なアイテムだけで十分満足できています。
そこで今回は、
メイク初心者が揃えるべき最低限のメイク道具
基本的なメイクの順番とやり方
について、解説していきます。
・化粧をするために買うべきものがすべてわかる
・無駄な買い物をせずに済む
・化粧のやり方について不安にならなくなる
・化粧について身構えなくなる
これだけあればOK!メイクに必要な道具と基本の手順
メイク、どうすればいいかわからない…
YouTubeで『メイク』って検索して、一番上に出てきた動画を真似してみるといいよ。いろんな人のメイクを試していけば、そのうちコツがつかめるから!
私がメイク初心者さんや、メイクに自信がない人にアドバイスするときは、大体こうアドバイスします。
なぜこういう言い方になるのかというと…
メイクには「絶対に正しい順番」や「正しい道具」が存在しないからです。
…が、
8割方の人が共通して使うメイク道具や手順というものは、確かにあります。
私自身、最初はYouTubeやネットの情報を見ながら、そっくりそのままメイク道具を買ってみたり、やり方を真似しながら学んでいきました。
しかしいつからか、
「これさえあれば、とりあえず大丈夫!」
「今日は時間がないし、最低限これだけでいいか」
と、”化粧の基本”のようなものが自然と身についていきました。
普段なら「とにかく真似しまくってみな」と一言で終わらせてしまうところですが、
そうは言ってもとりあえず最低限の物を教えてくれよ…こちとら余分な物買ってる金がねぇよ…
という方に向けて、
今回は、基本のメイクに必要な道具とその手順について書いていきます。
また、「何を選べばいいかわからない…」という方のために、私が実際に使ったことのあるアイテムもいくつか紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
もちろん、お財布事情に合わせて、ご自身でよりプチプラなアイテムを調べて買うのもアリですからね!
最初に揃えるべきメイクブラシ、その選び方

メイクを始めたばかりのとき、意外と最初につまずきがちなのが、
「どうやって化粧を顔にのせたらいいの?」
という問題。
・化粧品に付属のブラシやチップを使えばいいのか?
・指でなじませるのが正解なのか?
・専用のブラシって必要?何本そろえればいいの?
調べてみても、人によって使い方はバラバラ。何が正解なのか迷ってしまう人も多いでしょう。
そこで、メイク初心者さんにおすすめなのが…
とにかく「ブラシ一式セット」を買っておくこと!
これから買う予定の化粧品に専用のブラシがついているかどうか、そんなの関係ありません。
付属のブラシがあろうがなかろうが、YouTubeのメイク動画でどんな道具を使っていようが、とりあえず「ブラシセット」をひとつ持っておけば大丈夫です。
こだわりが出てきてから、「ここはあえて指で塗りたい」「専用のブラシを使いたい」と調整すればOK。
最初は、基本的なブラシを揃えて、迷わずメイクできる環境を作ることが大事です!
初心者が最初に揃えるべきブラシ
・フェイスパウダー用
・アイシャドウ用(グラデーションを作ったり、アイシャドウ以外の部分にも兼用できて便利)
・アイライン用(目の周りの細かい調整がしやすい)
・フェイスシャドウ用
・ハイライト用
・チーク用
最低限、この6本があればほとんどのメイクがカバーできます!
これに加えて、化粧品によってはファンデーション・アイブロウ・コンシーラー用のブラシが必要になることもあるかもしれませんが、大体上記のブラシで兼用可能です。
↑黒のケースがおしゃれで、旅行先とかに持ち運びも出来るので便利です
ベースメイクで肌を整える

どんなメイク動画を見ても、必ず最初に行われる工程が、ベースを整えることです。
ベースメイクでは、肌のトーンアップや毛穴・クマ・ニキビ跡などのカバーを行います。
また、メイクの仕上がりや持ちにも繋がります。
ということで、ベースメイクに必要なアイテムはこれ!
①化粧下地
・役割:肌のキメを整え、化粧ノリを良くする
・プラス効果:日焼け止め・保湿機能があるものも。
手のひらや指で顔全体になじませましょう。
②コンシーラー
・役割:クマ・ニキビ跡・赤み等、気になる部分をカバー
おすすめの使用部位
・目の下のクマ
・小鼻の赤み
・口角のくすみ
コンシーラーは、気になる部分に少量のせ、指でなじませるのがコツ!
③ファンデーション
・役割:肌のトーンアップ&毛穴カバー
ファンデーションは顔全体に塗るのではなく、顔の中心を重点的に塗るのがポイントです。
特に頬・鼻・額などに塗って、余った分をフェイスラインになじませると、自然な仕上がりになります。
④フェイスパウダー
・役割:皮脂を抑えてメイクの持ちをUP!
フェイスパウダーをのせることで、肌のテカリを抑え、さらっとした仕上がりになります。
ブラシで顔全体にのせ、特にテカリが気になるTゾーン(おでこ・鼻)を重点的にカバーしましょう。
眉毛を整える

多少人によって順番は前後しますが、それでも大体の人が次に手を付けるのが眉毛です。
さて、メイクをする前にまずすべきなのが、自分の眉毛の形を整えること。
眉毛は人によって元から形が整っている人もいれば、手を加えたほうが良い人もいます。
例えば、芸能人の井上咲楽さんは眉毛カットで大きく印象が変わりましたよね。
もし自分の眉毛に自信が無い…という人は、自身でメイク技術を磨くより先に眉毛サロンでプロに整えてもらうのがオススメです。
「眉毛の形なんて気にしたことない…」という人は、自宅のシェーバーで長さを整えたり、産毛を剃るだけでも十分です。
↑付属のマユコームで眉毛の高さを揃えてカットできます
さて、次に化粧についてです。
眉毛の形については、時代によって流行が変わるため、
「どんな形が正解なの?」と悩むかもしれませんが、
これに関しては、YouTubeでメイク動画を参考にしながら、色々な人の眉メイクを試してみるのが一番かと思います。
総括的なポイントとしては、
・眉尻をしっかり整え、眉頭はふんわり
・自分の眉の形を活かしつつ、自然に整える
・濃くしすぎない!ナチュラルさが大事
そして、必要なアイテムが以下となります!
①アイブロウペンシル
足りない部分を描き足すためのアイテムです。
元々眉毛が濃い人は、書きすぎると眉が強調されすぎるので注意!というか、パウダーだけで十分かもしれません。
②アイブロウパウダー
ポイントとしては、
・眉尻は「濃いめ」のパウダー
・眉頭は「薄め」のパウダー
を乗せること。
パウダーだけでも自然な仕上がりになるので、上記のとおり、濃い眉の人はペンシルなしで大丈夫なことも。
③アイブロウマスカラ
眉毛全体の色を整えるアイテム。
アイブロウペンシル&パウダーで形を整えた後、アイブロウマスカラで全体の色を統一させます。
注意点として、あくまで眉毛にふんわり乗せるものなので、地肌にベターっとつけないようにしましょう。
基本のアイメイク

アイメイクはメイクの中でも特に個人のこだわりが強く出る部分です。
YouTubeのメイク動画の数だけやり方があると言っても過言ではありません。
しかし、どんなアイメイクにも共通する基本は、「目を大きく、くっきり見せる」こと。
そこでここでは、全員に共通しているアイメイクの基本手順を紹介します!
①アイシャドウ
アイシャドウの塗り方は本当に人それぞれで、動画を見ても
同じアイシャドウパレットを持ってないと再現できないのだが…!
となるかもしれません。
ただし、どんなメイクでも共通する基本のポイントがあります。
・ブラウン系のアイシャドウを使う
・グラデーションを作ることで目に奥行きを出す
・目のキワから順に「濃い→薄い」となるようにする
・目尻側を重点的に塗ると、目が引き締まる
そこに更にワンポイントを入れたり個性を出す場合に、
茶色以外のカラーを目尻や下まぶたに入れてみたり、
ラメを上まぶたや涙袋に入れてみたりしています。
ちなみに、個人的に流行りの涙袋等、目の下にするメイクは、上級者向けだと思っていて、
やりすぎると腫れぼったく見えたり、不自然になったりするので、
目の下についてはまずはベースメイクでクマを隠す程度でOK!
慣れてきて、新しいメイク法に興味が出てきたら、カラーメイクや涙袋メイクにも手を出してみたらいいと思います。
②アイライン
アイラインは目のフチをなぞることで瞳の輪郭をくっきり見せる役割があります。
とはいえ、最近はナチュラルなメイクが主流なので、くっきり引きすぎるのはNG。
・目のキワを細く繊細になぞるのがポイント!
・加減が難しいと感じたら、黒目の終わり~目尻の範囲だけ描くのでもOK
③ビューラー
ビューラーでまつ毛をしっかり上げることで、目を大きく見せる&瞳に光を入れる効果があります。
・まつ毛を挟むだけ!引っ張ると抜けるので注意
・目のキワから根元→中間→毛先と3段階で挟むときれいなカールに
・目頭・目尻は分けてやると全体がバランスよく上がる
ビューラーはやってくうちに慣れてくしかないです。
④マスカラ
マスカラは、ビューラーで作ったカールをキープし、まつ毛を長く&濃く見せるために塗ります。
・まつ毛の根元から塗ろうとしなくてOK!(まぶたにつきやすいので)
・ブラシをジグザグに動かしながら塗るとダマになりにくい
顔の陰影をつける

顔に立体感を出すために、影(シェーディング)と光(ハイライト)を作ります。
正直、初心者の方はこの工程を飛ばしてもOKですが、
ほとんどのメイク動画で紹介されるステップなので、紹介しておきます。
①フェイスシャドウ(シェーディング)
顔に影を入れて、シャープな印象に仕上げる工程です。
・顔の輪郭(フェイスライン)
→特にエラ部分に入れると、輪郭がスッキリさせる効果があります
→顔の横幅が気になる人は、こめかみあたりにも軽く影を入れます
・鼻(ノーズシャドウ)
→鼻根部や鼻筋に影を入れると、鼻がスッと高く見えます。
→濃く入れすぎると不自然なので、薄く自然になじませるのがポイント
・唇の下
→唇の下に影を入れると、ぷっくり立体的なリップに見せる効果があります
②ハイライト
光を集めることで、顔の立体感を引き出す工程です。
・頬骨の高い位置
→頬にツヤ感をプラスし、ハリのある印象を作ります
・鼻筋から鼻先
→ここに光を入れることで、よりスッとした鼻に見せる効果があります
ハイライトはそのままつけるとギラギラしてしまうので、ブラシで馴染ませましょう。
チークとリップで血色感アップ

メイクの仕上げとして欠かせないのが、チークとリップ。
どちらも顔に血色感をプラスし、健康的で華やかな印象にしてくれます。
①チーク
チークの入れ方にはさまざまな方法がありますが、基本的なのは「笑ったときに一番高くなる部分」に入れるやり方です。
ブラシを使ってふんわり乗せましょう。
②リップ
人によってはグロスを使ったり、リップの複数使いをしたりもしますが、とりあえずはシンプルにリップを直接塗るだけでOKです。
リップクリームやワセリンで保湿をしてから塗ると、唇の荒れを防止できます。
塗った後はティッシュで軽く押さえて馴染ませましょう。
逆に楽しもう!この世に溢れる多種多様なメイク法

ここまで基本的なメイク方法についてお伝えしてきましたが、
でも、こだわる人はメイクにすごくこだわってるし…こんな基本だけで大丈夫なの?
と、不安になっている人もいるかもしれません。
確かに、自分に合ったメイク方法を研究し続けることは大事ですが、
大体の女性は自分に合う方法を真にストイックに研究しているわけではなく、
・あの人が推してた化粧品を試してみたい
・パッケージが可愛いから買いたい
・違うメイクをしたらなんとなく気分が変わった気がする
・流行ってるからやってみたい
等、不純だったり曖昧だったりする理由で様々なメイク方法を試していることが大半です。
そもそも、プロのメイクさんがテレビでタレントに施すメイクも、基本に忠実なシンプルなものが多いんです。
雑誌等の撮影用以外でがっつり派手なアイメイクやカラーメイクをしている人は意外と少なく、
むしろ、一つひとつのテクニックやアイテムの質が高いことで「なんか違う…!」と感じさせるのが真のプロの手腕、だったりします。
となればなおのこと、私たち一般人が日常メイクをするなら、基本のシンプルメイクで十分なんです。
私自身、これまでさまざまな人の恋愛模様を見てきました。
もちろん、全くメイクをしない人は恋愛もあまり…な傾向はあるものの、
毎日何時間もメイクに時間をかけている人が恋愛が上手くいってるか?と言われると、必ずしもそうではないのです。
むしろ、普段はしっかりメイクしつつ、すっぴんも気負わず見せてる人のほうが、恋愛も自然とうまくいっている印象があります。
「メイク=義務」ではなく、「メイク=楽しむもの」と考えれば、もっと気楽にメイクと向き合えるはずです。
メイクに対する考え方については、以下の記事でも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
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