こんにちは、こけしです。
私は今まで数々の類友なオタク仲間(喪女)たちと出会ってきましたが、
その中でよく聞くのが
今は推し活が楽しいから恋愛なんてできない
という言葉。
そこで、今回は推し活と婚活は両立できるのかについて深堀して行こうと思います。
・推し活と婚活を両立させるためのヒントを得られる
・リア充になった友人が推し活を辞める理由がわかる
・自分にとっての幸せをもう少し広い視野で考えられる
推し活と婚活の両立はできる?
以前別記事で“恋愛離れ”について書いたことがありますが、
参考>>私たちを恋愛離れさせる”社会常識”から、幸せになれる思考法を模索する
“恋愛離れ”の原因の一つとしてよく聞くのが”推し活”です。
世の中には、確かに推し活のせいで結婚できない女性もいますが、
一方で推し活をしていてもそれはそれとして結婚している女性もいます。
両者のこの違いは一体なんなのでしょうか。
推し=現実逃避or推し=日常の彩り
『【推しの子】』のアニメが流行るなどして、
今やオタクに限らず誰も彼もが”推し”という言葉を発する時代になりましたが、
“推し”の内容や重みは人によって全く異なると思います。
私は、推し活に頑張っていること自体が必ずしも婚活の妨げになるとは思いません。
これは”仕事を頑張る”もそうなのですが、
頑張っているから結婚が出来ないのか、
結婚が出来ないから頑張っているのか、
卵が先か鶏が先かみたいなことだと思っています。
世の中、仕事を頑張っていても結婚できている人だって大勢いるように、
推し活やオタ活をしていても恋愛や結婚している人もいます。
その違いは、そもそも恋愛が好きかどうかとか、推しと会うまでどういう人間関係だったかとか、色々あると思いますが、
個人的に推し活が結婚に限らず他の要素と両立できるできないのポイントの一つとして、
推しの存在を現実逃避に使っているか、日常の中の彩りとして楽しんでいるか、
というのがあると思います。
例えば、推しをつい現実逃避にしてしまう人は、
自分がやらない理由を推しと結び付けようとします。
恋愛に限らず、友達とか勉強とか運動とかなんでもいいんですけど、
とにかく「私には推しがいるからそれはできない」と言います。
推しのライブの日に他の予定を断るとかなら分かるんですけど、
それらのことをしないのと推し活って直接的な関係無いよね?
みたいなことでも、
でも○○したら推しとの時間が減るかもしれないじゃん!(この○○には何でも入る)
みたいな感じで推しを言い訳に持ってくるわけです。
ただ、そうなることを完全否定したいわけではなくて、
人は誰しも心に大きな傷を負うことだってあると思うので、
推しに現実逃避することでその傷が癒されて、あなた自身が自分の人生を前向きに生きられるなら、
推しを現実逃避に使うのも全然有りだと思います。
ただ、もし既に前を歩ける体力も余力もあって、
でも行動する勇気が出なくて、推しを理由に断り続けているのであれば、
少しずつでもいいので、推しを断る理由ではなく”行動する理由”に使えるよう、意識してみてください。
もしもあなたが
「推しのおかげで○○できる」
と様々な行動を起こせるようになったら、
推しとの日常はより良いものに変化して行くでしょう。
“推し活”以前に他人とのコミュニケーションができているか
推し活で出会う人とは楽しくオタトークできるけどそれ以外の界隈の人は自分に冷たいから…
と推しの話が通じる人以外との交流を避けている人は少し危険信号です。
最近他人とのコミュニケーションで推しの話ばかりしていないでしょうか?
もしくは推しと関係ない話をしていても最終的に推しの話になっていたりとか。
推し仲間とのコミュニティは確かにとても楽しいものだし、ときに強い絆で結ばれることもあると思いますが、
もしあなたが将来的に恋愛したい、
もしくは今の仲間以外にも友だちや出会いがほしいと思うのであれば、
推しとは全く関係ないコミュニティにも所属することをオススメします。
人はずっと同じことばかり考えていると他のことについて考える力が無くなるんです。
人間関係や会話の中身さえもすべて推しのことになってしまったら、
それ以外の話題でどう人と会話すればいいのかどんどんわからなくなっていってしまいます。
というかもう既になっているかもしれません。
だからこそ、環境ごと推しの話が通じないコミュニティに入り、
たまには推しと違う話をしつつ、
推し関連以外の人脈も増やして行きましょう。
恋愛すると”自然と”推しへの時間が減る可能性はある
よく、友人がリア充になった途端推し熱が冷めて置いてけぼりになるような経験したことないでしょうか。
私自身、独身時代に彼氏ができたり結婚したりした途端オタクじゃなくなる友人たちを見て、
自分は結婚してもオタク続けるし、それを許してくれるような人と結婚するぞ!
と思っていたものでした。
実際に私の今の夫は、私のオタク趣味に引くどころか、全然オタ活していいよどうぞという感じの人なのですが、
それでも私自身自然とオタ活に使う時間は減って行ってしまいました。
自分がそうなって、初めてこう思いました。
ああ、時間は有限なのだな、と。
喪女時代は時間なんて腐るほどあると思っていましたが、
彼氏ができて結婚したら、
空いてる余暇の時間に夫がいるのにわざわざ一人で過ごすのもな…
と、二人で過ごす時間も大事にしたいと思うようになりました。
もちろん、ずっと二人でべったりしてるわけではなくて、お互い一人の時間を楽しむときもあるのですが、
そうは言っても独身時代の一人時間とは量が全然違うのです。
じゃあオタ活に全然時間を使えないのが辛いかというとそういうわけじゃなくて、
やっぱり二人で一緒の時間を過ごすのが楽しいからこそ、
オタ活の時間を削いででも一緒にいるし、結婚もしているわけなんですよね。
逆を言えば、
自分の推しへの時間が少し減ってもこの人と一緒にいたい
と思える人かどうか、というのが、
推し活女子が婚活するうえでの判断基準になるのかもしれません。
婚活のために推し活を”辞める”必要はない
婚活したら推し活の時間が無くなるから婚活しない!
とあなたが思っているとしたら、以下のことを冷静に考えてみてください。
・推しを理由にあらゆる行動から逃避してはいないか
・推し以外の話題で他人と円滑なコミュニケーションができるか
・自分の推し活の時間を割いてまで将来的に一緒にいたいと思えない人としか出会えていないだけではないか
私は推し活を辞めないと婚活はできない、とは思いません。
むしろ、あなたが好きなものに熱中している姿含めてあなたを好きになってくれる相手と出会ってほしいと思っています。
しかし、そういう相手と出会うには、
私がこのブログで書いているような行動を、ほんのすこーーーしずつでもいいので起こして行かないと、
出会いの確率が上がらないんです。
しかも、あなたの考え方次第で、推し活はむしろ出会いに良い影響を与えることだってあります。
推しのおかげだと思えば外見を磨いたり人と出会ったりすることに積極的になれるかもしれないし、
自分の中に推しという軸があるからこそ変な男にブレて間違いを起こすこともないかもしれないし、
あなたが諦めずに行動を起こしてさえいれば、推し活中に偶然良い人と出会える可能性だって全然あります。
推し活を自分の枷にするのではなく、
幸せな人生を歩むためのエンジンとして、
前向きにとらえてみませんか。
>>高スペックじゃなくても普通の男ならいいのに…”普通の男”と付き合うためにあなたがすべきこと