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こんにちは、こけしです!
最近ようやく観れるようになりました、「鬼滅の刃」。
鬼滅の刃って…面白いですね。そりゃあんなに流行りますわな(今更)。
グロ描写や残酷な展開に耐えきれない私のような人でも観れる、
“舞台版”鬼滅の刃の視聴を今回はおすすめしたいです!
鬼滅の刃がグロくて見れない私が舞台版と出会うまで
「鬼滅の刃」、グロいのが苦手な私はずっと観るのを避けていました。
ただ、世間であまりにも人気になったため、試しにアニメ版を観てみました。
浅草で珠代に「あなたは鬼となった者にも「人」という言葉を使ってくださるのですね…」と声かけられたあたりでギブアップしました。

グロいの苦手な人ならわかってくれる、我ながら結構頑張ったと思います。
それから時が経ち…
つい先日、私の夫が見つけたのがこちらの動画。
この動画で流れている「柱の歌」に夫婦二人で激ハマり。
炎柱!岩柱!音柱!恋柱!カスミィィィ↑柱!
柱とは~鬼殺隊の中でもっともくらいの高い~
↑ここのメロディに対して歌詞詰め込んでる感じも好き。
めちゃくちゃ本編が観たくなり、わざわざ配信を探してお金払って観てみました。
舞台版のここが面白い!

もちろん、原作の鬼滅の刃が面白いからこそ、舞台も面白いんですけれども。
アニメ視聴済みの人にもぜひ観てほしい面白さが舞台版にもあります。
まず役者の人のクオリティの高さ。
特に炭治郎の人がとにかくすごい。
特に序盤は炭治郎が出ないシーンがほぼ無いものですから、歌って叫んで踊ってアクションしてを長時間ずぅっとやり続けるわけで…。
あの体力どこから来てるんですかね。アニメで観るより炭治郎のすごさ伝わってくると思います。
それと、どの役も、アニメ版と声がとても似ています。お芝居中はコスプレ感が全くありません。
善逸を例にだすと、善逸ってコメディシーンの動きがアニメ描写特有の動きで表現されていることが多いと思いますが、そういうところも役者さんがめちゃくちゃ動いてそのままそっくり表現されてる。しかも声も似ているので、アニメの善逸がそのまま出てきたようにしか見えない。あれはぜひ観てほしいなぁ。

あとは、舞台ならではの表現も、観ていて新鮮です。
漫画やアニメを見ている人のほうが、「へぇーこのシーンこうやって表現するんだー!」と新鮮な気持ちで観れるかもしれません。
そして、グロが苦手で観ていない、という人にとっても、
(キャラクターのセリフで「ああ!今体がそんなことに!いやぁあああ!」とか思うことはあるけどそれさえ耐えられたら)
グロ表現はだいぶ柔らかめなので、楽しめやすいのかなと思います。
アニメで面白かったシーンは舞台で観ても軒並み面白いです。
コメディシーンは思わず声を出して笑えますし、シリアスなシーンもアニメで観てるときと同じくらい息詰まりながら観れます。
私はまだ無限列車編までしか舞台を観ていないのですが、遊郭編以降もやっぱりまずは舞台で観たいです。アニメ版見るにしても、舞台版で大体どこがグロそうかを確認してからにしたい。それくらい、舞台版もそん色なく面白いと感じます。
個人的にお気に入りなのは、無限列車に乗る前のシーンで炭治郎と伊之助が踊ってる横揺れおふざけダンスです。シュール可愛くて家でもよく真似しています。ぜひ直接確認してみてください。

鬼滅の刃が面白い理由は圧倒的セリフ力にある

舞台版を見て初めて鬼滅の刃にきちんと触れたわけですが、鬼滅の刃がなぜ人気なのか分かった気がします。
それは各キャラクターのセリフの説得力とユニークさです。
「生殺与奪の権を~~」とか、私同じシーン描いたとしてもあんなセリフ出てこないですよ。
とにかくセリフのボキャブラリー、キャラクターへの落とし込み、くすっと笑える面白さ、真似したくなるキャッチ―さ、すべてすごいと感じました。
炭治郎とか、おぬし名言メーカーか?ってくらい良いセリフが多すぎる…。
私特にあれが好きです、カナヲがやるかどうかをコインで決めているのを見たときの
「きっとカナヲは心の声が小さいんだろうな」
ってセリフ。私これ聞いたとき思わず「おお~!」って声が出たんですよね。
カナヲみたいに「やりたいことわかんないしなんでもいい」みたいな人って今の世の中多いんじゃないかなと思っていて。かくいう私もかつてはそんな人間でしたし。
で、それに対する反応って
そのなんでもいいってやつさ、やさしさのつもりかもしれないけど、周りに全部決めさせてるってだけだから。負担も責任も負わずにいるだけだから
とピシャンと諭す、愛の鞭型が今までの私の中の正解だったんです。
それを炭治郎、「心の声が小さい」とな?

私の心の狭さが現れたというか…。私も今度から「別にどっちでも…」って言われたら「そっか、あなたは心の声が小さいんだね」って言うわ(心の中で)。
あとほかに胸を打たれたセリフと言えば、無限列車編。

無限列車名作でしたね…映画のほう観てないけどこれは名作だってわかる。
ウルっと来たセリフは煉獄さんが致命傷を負った際の一言。
「母上、俺の方こそ貴方のような人に生んでもらえて光栄だった」
えっそこ!?
もちろん炭治郎の「逃げるな卑怯者!」演説も煉獄さんの「心を燃やせ」演説も好き!でも…母になったからかなぁ……。
煉獄さんの回想の中でお母さんが、最初はお互い姿勢を正していろいろ言ってるわけなんですけれども、最後に正座してるキッズ煉獄を思わずぎゅっと抱き寄せるわけですね…!私はここからもうじんわり来てましたよ!!!
これはね、紛れもない母です、母の気持ち。
これで今生の別れになるかもしれないと思うとね、もう思わずぎゅっと抱きしめちゃったんだろうね。「強く優しい子の母になれて幸せでした」って。もう涙ちょちょ切れじゃん。
からの息子からの「貴方のような人に生んでもらえて光栄だった」は…母にとってみたらもう最高のアンサーなんですよ。
ここまで母親のイメージがくっきり描かれているなんて…吾峠呼世晴さんって何者なんでしょう?
子どもの教育に悪い、とは思わなくなりました
鬼滅の刃を観る前は、子どもに人気と聞いて
こんなグロいの子どもに見せるのー?えー…
とだいぶ尻込みしていました。が、一度観たらだいぶ印象が変わりました。
鬼滅の刃は、家族愛や道徳について考えさせられるシーンがたくさんありました。
登場人物の悩みや葛藤、そしてそれを乗り越える主人公・炭治郎の、前向きで他人に優しく自分を律する姿勢。それらを持っていることがどれほどキラキラしていてかっこいいことかを教えてくれるアニメです。
もし自分の子どもがもう少し大きくなって、鬼滅の刃に興味を持ったら、漫画・アニメ・舞台、いずれかの形で見せてあげたいなと思いました。
そして、もしあなたも「ちょっと怖いけど興味ある…」と思っているのなら、舞台から入る方法もぜひ検討してみてくださいね。

ここまで読んでくださりありがとうございます(^^)/
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